ルックブック比較 オーバーサイズトレンドの行く先は? オシャレはどこに向かうのか
こちら今年2019年冬のBEAUTY & YOUTH のルックブック
2019 Winter - LOOK | BEAUTY&YOUTH
続いて2014年秋のBEAUTY & YOUTH ルックブック
2014 AUTUMN BEAUTY&YOUTH | MEN
冬と秋の違いはありますが、それよりもシルエットの違いが歴然。それによる印象の違いもまたハッキリとしています。
2014年当時はタイトなシルエットでスキニーも流行っていた頃。今のようなゆったりサイズなトレンドじゃなく、このルックもジャストサイズで着こなした写真が並びますが、スッキリとまとまったスタイルでオシャレですね。
対して今年のルックブックの印象ですが。これはこれでオシャレなんでしょう・・・・と、言えますか? 私はわからない。
続きを読むワークマン勢い加速中で充実のファッション本まで登場。そして第2のワークマン出現か、その名はたまゆら
ところでワークマンの本が発売されていますよ。タイトルは WORKMAN タフ×コーデ
内容は表紙にもあるように「アウトドアファッション」がテーマなんですが。
アウトドアファッションをテーマにした本や雑誌といえばGO OUT なんか思い出しますけど、服の着こなしというよりは商品を並べたカタログ雑誌みたいな印象。だからパラパラとページをめくって15秒程でハイ終了となっちゃうことも。
ところがこの WORKMAN タフ×コーデ はさすが充実のワークマンと言いましょうか、中身も結構読み応えがありそうなんです。
ちゃんとワークマンアイテムを使ったコーディネートがいくつも紹介されていて、それがテーマごとに分けられていますから、目的に合わせたアイテム選びからワークマンを着て遊びに行くところまでイメージできちゃうなかなかの内容。
続きを読むパタゴニア Patagonia が何故こんなに流行ってる?
誰もが一度は耳にしたことがあるパタゴニア。オシャレとして、機能として、それぞれに求めるものは違いますが、昔からそれなりに結果を残してくれそうな、何となくな信頼感があるブランド。
一時はトレントシェルジャケットを筆頭にオシャレな着こなしの先頭に立って頑張っていたこともあるパタゴニア Patagonia 。だけど、ここしばらくはそれほど派手な活躍量は見られず、ただアウトドアミックススタイルなんかの定番かつそれほどオシャレに興味ないけどそれなりに小マシな格好でいたいな、なんて時には便利に使えるブランドとして地に足のついた展開であったと思います。
同じアウトドアといっても、ノースフェイスやラブのような若い層や見かけにこだわりたい人よりは、もっと大人な落ち着いたスタイル、どちらかといえばミレーにも通ずるような印象スタイルを進みつつあるようなパタゴニア Patagoniaであったのですが、最近その様子が変わってきました。
というか私の印象ではいきなり180度変わったみたいな。
この秋になって何故かレトロXの話題が暴発気味なんですね。それもジャケットの方。
パタゴニア PatagoniaのレトロXといえば、知ってる人は知っている、知らない人は知らないが、アウトドアファッションでは当たり前の存在。胸のポケットが配色になっているのが特徴で、これまでユニクロを始め数多のブランドがそのデザインをパクってきた伝統と思い出のレトロX。
レトロXはジャケットとベストがありますが、アウトドアミックススタイルにおいてレトロXベストはとってもとーってもオシャレ、と言われてきました。レトロXといえばベストのことであり、ジャケットはあくまで派生的な存在。ああ、ジャケットもあるのね、みたいな。
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ところでユニクロとENGINEERED GARMENTS(エンジニアードガーメンツ)のコラボ発売日行ってきたんだが さすがな売れ行きにビックリ
本日10月11日、皆さんお待ちかねのユニクロ and ENGINEERED GARMENTS(エンジニアードガーメンツ)のコラボフリース発売日ということで、早速私行ってまいりました。
とはいっても、朝一番にというわけにもいかず、時は既に午後の7時を回った頃合い。どうでしょう、春のポロシャツの出来と売れ具合から見て、まだまだ在庫余裕の中からゆっくり選ぼうかというようなお買い物状況が予測されるところではありますが。
そんな平日のお仕事帰りのユニクロ。金曜の夜でもあり、しかし台風が接近する最中、ある種の緊張感も含んだ中で展開されるENGINEERED GARMENTS(エンジニアードガーメンツ)コラボの売り場の光景は、おお、これぞ大型コラボの姿?とでもいうような賑わいが一部の商品に限って見られておりました。
その商品とは、注目度も高かったフリースコンビネーションジャケット。発表当時はそれほどでもなかったはずが、発売日が近づくにつれて注目を集めるようになった理由は、あのブランドの有名アイテムを彷彿?とさせるデザインにあるといえましょうか。
胸のポケットの素材切り替え。色については同系色でまとめているため配色の切り替えと言えるものではないものの、あのジャケットのイメージを重ね合わせる人がいたとしてもまあありえない話ではないだろうというぐらいの雰囲気を醸し出している。
そのジャケットとは、もうおわかりでしょう、パタゴニアのレトロXジャケット。まあでも、やっぱりレトロXの代わりとするにはちょっと無理がありそうなんですけどね。
とにかくそのフリースコンビネーションジャケットの人気がすごい。とにかくみんなカバンを置いて試着する。後から来た人も迷わず試着。みんな試着。一気にあれほどの数の人が試着するユニクロ店内をこれまで見たことがありません。それはメンズ商品でありながら、女性客も男性と同じぐらいいてみんな試着するんです。
そしてどうやら女性にとってもSサイズは好みでないらしい。そう、売り場にはSサイズは普通に残っているんです、各色とも。しかしMとLはほぼ売り切れ。カラーによっては少し残っているものがあったとしても、一番人気らしいオリーブについてはSしか残っていない!!
Lサイズはもうないんですか?と店員に尋ねる女性客も多く、その声はどこか懇願するような響きを伴い、無言でSサイズが並んだハンガーの中にLサイズがないかと探しまくる男性客の顔はどれも切羽詰っているかのようで、ここまで「欲しい」と思わせる商品を作り出したENGINEERED GARMENTS(エンジニアードガーメンツ)にはもう流石という言葉しかありませんね。脱帽!
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