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人気冬アウターとなったN-3Bに注目 N-3Bの着こなし2

冬、N-3Bの季節。

 

冬アウターと言えば防寒性。防寒性と言えばもちろんダウンジャケットが最強。だけれど、ダウンばかりじゃつまらない。
多分みんな同じことを考えたのでしょう。昨今の冬アウターでダントツ人気なのがN-3Bというわけです。

 

 


もうすぐそのN-3Bが活躍する季節がやって来ます。N-3Bを使ったコーデや着こなし方が気になる人も多いようですね。
冬が来る前に軽くN-3Bについて語ります。

  

N-3Bの着こなし2 その1

誰しも N-3Bに求めるものは防寒性が第一であろうということは、以前のN-3Bの記事でも書きました。その防寒性には保温力が必要で、その為に服に厚みが出てしまうのは避けられません。なのでN-3Bの着こなしには、どうやって着膨れ感やモッサリ感を軽減するかがテーマになってくるのです。

 

こちらのN-3Bはアルファ別注のタイトシルエット製品ですが、それにカーゴタイプのスラックスと青のウイングチップシューズを合わせています。全体にタイト目な雰囲気に仕上がっていますね。

 

まず、色使いですがN-3Bもパンツも共にグレーなのでワントーンスタイルになります。上下同色のワントーンといえばスーツが連想されますが、このコーデの場合は折り目のはっきりしたスラックスなので、余計その傾向が強くなります。

ということは、よりスーツに近い着こなしとなり、そしてスーツといえばシュッとしたスタイリッシュなイメージですから、このコーデもまた、シュッとしたスタイリッシュさを醸し出すコーデということになるのですね。

 

さらに靴もウイングチップシューズです。ビジネス用途でも普通に使われるシューズですから、色が青だとはいえオンスタイル要素が加味されることとなり、結果スタイリッシュさをプラスするのです。

 

色合せ、スラックス、革靴という”オンスタイル要素の連続攻撃”と、タイトシルエットに作られていることが合わさって、N-3Bを使いながらもスタイリッシュに見せる着こなしの出来上がりです。

 

また、このコーデでは首にストールらしきものを巻いています。ストール、マフラー、スヌードは、小顔や長身、そして足長効果があるらしいです。

どうしてそのような効果があるのかは、首元に視線が集まるから何とかかんとかと、よく分かるように書いてくれているサイトは見つからなかったのですが、とにかくそのような効果があるのならば、このコーデのスタイリッシュさを後押しする形にはなっているでしょう。

何故なら、小顔にしろ長身、足長にしろ、それらは全てスタイルの良さを導き出す効果となるわけで、つまり服装全体の印象もスタイルが良く見える方向に導くものとなるからです。

 

このコーデがN-3Bを使いながらも締まった印象が大きい理由は、オンスタイル効果とストール効果がWで影響を与えているからなのでしょう。

本当はインナーにデニムジャケットを入れているので、その分カジュアル要素の影響がありそうなのですが、それをも打ち消すほどのW効果なのですね。

参考にしたいものです。

 

N-3Bの着こなし2 その2

こちら、 上のその1と同じN-3Bを使ったコーデになります。ですが、みなさんどうでしょうか。同じタイトなN-3Bに見えるでしょうか。タイトなコーデに見えるでしょうか。

 

最初に断っておきますが、このコーデが特に悪いとかダサいということでは決してありません。ただの普通の格好です。これで街を歩いて何もおかしくありません。

 

ただ「オシャレに」とか、「着こなし」とかいう観点で考えた場合の話であるのです。N-3Bという本来防寒目的であり、「着こなす」とか「コーデ」といった観点で考えるものではない衣類を、普通に着たらこの写真のようになるのは当たり前の話です。

 

ちょっと話が逸れかけましたが、ではこちらのコーデについて見ていきましょう。

 

何故モッサリと見えるのか。それはジーンズ、それも色落ちのジーンズ、ぞれもストレートよりちょい太目、ヴィンテージのリーバイスのような雰囲気もあるのかないのか、といったアメカジ全開アイテムのおかげであるというのが一つです。

 

N-3Bはミリタリーアイテムであると同時に、アメカジアイテムとしても広く知れ渡ったものなので、N-3Bとジーンズは非常に馴染みやすいのですが、同じカテゴリーのアイテム同士なのでミックスしたスタイルとはなりません。

さらにワンウォッシュでも細身でもないジーンズなので、ドカジュアル同士の組み合わせとなり、野暮ったいものは野暮ったいまま、ルーズなものはルーズなままの見え方となるのです。

こちらの場合は、N-3Bが元来持つ野暮ったさがそのまま発揮される形となり、せっかくメーカーがタイトに仕上げた分も吹っ飛ばす勢いのモッサリパワー炸裂です。

 

ただそれでも、他の部分でフォーマル感があれば、どこかで引き締め効果が発揮され、少しはマシな格好になる可能性もなくはなかったのですが。

 

ご覧のように、インナーには赤の入ったチェックのネルシャツ、そしてカジュアルライクなスウェードブーツというどこまでもカジュアル街道まっしぐらコーデです。

いろいろなコーデを見ていて思ったのですが、N-3Bに赤のチェックシャツを合わせると、途端にN-3Bの野暮ったさが強調されるような気がします。

 

このようにどこにもオンスタイル要素などのN-3Bを手助けしてくれるアイテムがなく、ただダラダラとアメカジが続いているといった形であるこちらのコーディネート。

結局、引き締めるものは何もなく、全部がパッカーンと開放されたようなスタイルですね。

 

でもまあ、繰り返しますがこれでもいいのですよ。オシャレのためだけに服を着るんじゃないのですから。毎度着こなしを考えていたら疲れます。たまにはこのような格好で息抜きも必要です。

 

緩めるときは緩める、締める時は締める。メリハリが大事。だからオシャレのためにはこんなお気楽パッカーンも大事なのです。

 

N-3Bの着こなし その3

 何故か気になるコーディネート。とにかく、N-3Bの野暮ったさがなく、シュッとした感じに見える着こなしだなというのが最初の印象です。

 

ボトムスが黒というのも、コーデを落ち着かせる要因になっていますね。スキニーでもないですし特に細くもないのですが、黒パンはやっぱり使いやすいものだなと感じます。他のアイテムも黒でまとめていて、軽く白シャツが覗くものの、ほぼ色数が2色なのもすっきりした見た目の構築に役立っているようです。

 

また、このコーデでN-3Bを脱ぐとモノトーンスタイルになります。靴も革靴なので、カジュアルというよりもどちらかというとオンスタイル寄りなイメージですね。

そこにN-3Bを羽織っただけというのがこのスナップなので、フォーマル要素が強めに感じられるミックススタイルとなっています。

N-3B自体も厚みを抑えて作られたみたいで、その分モッサリ感も感じにくくなっています。

 

これらの要因が重なった結果、シュッとした雰囲気を持つコーディネートに仕上がったということでしょう。

 

N-3Bの着こなし その4

 最後は少しこれまでと毛色の異なるスナップを。

 

オシャレとかファッションとか面倒なことは考えずシンプルに着ましょうよ、というメッセージとともに提示したい着こなし。

 

ブラックのN-3Bと、濃紺の太目のジーンズと、スニーカーにキャップ。カジュアルだけのコーデですが、その2と比べても自然に見えますし、特にモッサリとした雰囲気も感じないですね。

 

それは多分、何らかのオシャレに見せようという必死さなどがなく、「服ってそんなに堅苦しく考えて着るものじゃないでしょ」というスタンスだからじゃないのかな、と想像します。

 

前にも書きましたが、N-3Bは特に寒いから着るものであり、いちいちコーデなど考えて着るものではないのですから、このように「サッと羽織って外に出ました」的な雰囲気が、一番似合うしカッコいいものなのです。

 

ここでのポイントは、ジーンズが濃紺だということですね。これが色落ちが進んだものであれば、印象がガラッと変わると思います。恐らく変に間の抜けた格好になってしまうかもしれませんし、N-3Bのモッサリ感がとっても強く感じられるかもしれないですね。

また、キャップやスニーカーの色によっても印象が違ってくる可能性もありますね。

 

このコーディネートですが、「こんな感じで着こなせればいいな」と思っている人は意外と多いのじゃないでしょうか。しかし簡単そうで意外と思ったようにならないんですよね。

 

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 いかがでしたでしょうか。N-3B着こなし第2弾。

N-3Bが着れるから冬ダイスキ!!ってぐらいに、みなさんN-3Bライフを楽しまれることを願っております。

それではまた。

 

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