カラブロ2

カラーとデザインからファッションまで、ちょっとした気づき

「オシャレにそれほどこだわらなくてもいいじゃない」って思う時もあるよね、そんな時のゆるゆる or ナチュラルファッション

モードでもストリートでもない。キレイめでもなく、もちろんオラオラ系でもないw。なんというか、多分それを言い表す言葉はあるんだろうけど、まあ言えばナチュラル系とでもいったようなファッションに時折惹かれます。

 

なんとなく楽そうに見え、堅苦しくなさそうでもあり、自由なファッションを楽しめそうな気持ちになるのですね。シルエットとか色合わせとかをそれほど気にせずに服装として成り立ちそうなイメージもあり、それはつまりオシャレを考えることになんとなく疲れたり飽きたりしているので、少し休憩したいということなのかもしれません。
誰しもそのような経験があるのじゃないでしょうか。


このゆるゆるファッションというか、ナチュラル系というか、まあそんな言葉はすでに存在しているようなのですが、とにかくジャンルレスファッションとでも言えそうな服装は、肩の力を抜いた自然なスタイルなのです。


着こなしのルールなどに縛られることなく「これとこれを合わせてみたら面白いんじゃない」的な感覚であり、少しぐらいズレていても気にすることもないし、それがまた味になるという、そういった服装を楽しむのも良い気分転換になるでしょう。


もちろんこういったスタイルにもファッションとしての考え方、オシャレに見せるテクニックといったものはあるでしょう。カッコ良く見せることが出来る人と、野暮ったいだけに見えてしまう人も出てくるでしょう。なので、全く何も考えずに着ればいいというものではありませんが、オシャレに見せるために汲々といった状態にはならなくて済みそうです。

 

いろいろなファッションを楽しみましょうということで、このようなコーデもいいんじゃないかと思って取り上げてみました。

 

その1

 どーです? この「特にオシャレ感ないんですけどなんとなく整ってます」的コーディネート。鮮やかなジャケットのブルーと、これまた鮮やかなAIR MAX 95のブルーのハーモニー。

 

街着というよりハイキングファッション。背負ったリュックもこれまたアウトドア的雰囲気プンプン。この際AIR MAX がハイキングに向くのかどうかはおいといて、とても都会を闊歩するアーバンスタイルには見えません。

 

ユルイですゆっる~いです。まさにナチュラ自然派の姿。いいじゃないですか。

 

《ポイント》

ジャケットとシューズの色合わせに尽きます。青だけでなくエメラルドグリーンのような色まで両者ともに入っていますね。このようなアイテムを見つける事ができれば、このコーデを上手く真似ることが出来るでしょう。

 

パンツの丈も、もしフルレングスならば今すぐ山に向かいたくなるところを、半端丈にすることによっって、かろうじて街中で微笑むだけの余裕が出来ました。

 

 

その2

 気負ってないですね~。ナチュラルですね~。

似たようなテイストのアイテムだけで合わせた着こなし。ある意味ジーンズにスウェットパーカといったコーデと同様の合わせ方です。

しかし全身アメカジコーデとは違う種類のカジュアル感がありますね。これがイイんです。

 

ブラウンのジャケット風なカーデとブルーグリーンのシャツ。普段なかなかしないであろう色合せも、このようなテイストの服なら躊躇せずチャレンジ出来そう。

また、グレーっぽいパンツに紺色のスニーカーと使う色数も多いのですが、このようなゆるめのスタイルならば、それも許容してしまうのですね。

 

《ポイント》

服の素材は柔らかい印象を与えるリラックス感があり、このコーデのようなテイストにはピッタリなものです。

また多色使いながらバラバラな印象を受けないのは、それぞれの色味がくすんだような抑えめなものになっているからですね。これが原色に近い派手派手しいものならば、このように落ち着くことはないでしょう。

 

このコーデは上下REMILLA(レミーラ)。ゆる~いテイストが特徴のブランドであり、こんなテイストが好みの人の間では名の知れた存在です。元々スケーターを意識したブランド、それが今ではスケートに興味のない人たちにも認知される存在になっています。

 

私自身は一つのブランドで全身固めることはめったにしないですし、どこかかっこ良くないというイメージもあるのですが、このREMILLA(レミーラ)に関してはそれもアリかなと思ったりします。ちょっとゆるゆる系のファッションの場合はREMILLA(レミーラ)に限らず、そのブランドの世界を楽しむといった感じですかね。

 

その3

 うん、リラックスしてます。「オシャレ頑張ってます感」は無いですね。でもオシャレに気を使ってるとは思われるかも。

 

「気を使う」と「頑張ってる」では印象が違いますね。「頑張ってる」感が出ないようにするさじ加減が難しいです。

 

こんなスタイル、あまり嫌いな人はいないんじゃないでしょうか。ただ自分に似合うかどうか、また普段の自分のスタイルとあまりに違っていて、どうすればこのように着こなせるのかわからない、という人もいるでしょう。

 

これと似たようなテイストの店に行って、似たような服を買ってみても、自分が着るとめっさ野暮ったいみたいな。まあ、自分自身が見慣れてないというせいもあるんでしょうけど。

 

《ポイント》

ネックウォーマーとさらにスヌードかストールを巻いてるんでしょうか、首元のあったかそうな印象が全身に波及しています。これからの季節にも取り入れてみたいスタイリング。

 

きれいめワイドパンツもいいですが、どうせワイドを穿くならこんなナチュラルテイストでキメてみたいものだと思わされます。

自然です。テイストだけじゃなくて着こなしも自然です。

 

色については、ネイビー、ブルー系を基調に色を使っていったコーデ。裾のオレンジ、靴の赤も、ゆるゆるナチュラルだから、自然です。

 

その4

 ニット素材のステンカラーコート風アウターをざっくりと着こなしたイメージ。

シンプルなスタイリングながらも「キッチリとまとめました」といったものではなく、わりとラフな雰囲気を出しているコーディネートです。

 

 インディゴデニムに太ボーダーのインナー、さらにスニーカとかなりカジュアル感のある合わせ。そこにオンスタイルのステンカラーコートとハットという、オンオフスタイルが混ざったコーデなのですが。

 

ステンカラーコートがカジュアルなミックスニット素材なもので、ほとんどゆるカジ風コートとなっていることもあり、全体としてかなりゆる~いファッションとなっています。

 

《ポイント》

ゆるゆるファッションをする中でジーンズを使うことについては、実は少し気を使いたい部分なのです。別にジーンズが合わないわけではないのですが、ナチュラルとかゆる~いテイストとは少しズレた方向にコーデが向かう可能性があるのです。

 

キッチリに対するラフさというよりも、ハードさを匂わせるラフさが出てしまう可能性があるということです。それはユルユルやナチュラルを求める気分とは違うテイストの着こなしとなってしまいます。

 

それを避けるためには普通のスリムやストレートをそのまま穿くのではなく、ちょっと太いシルエットのものを選ぶとか、サイズを上げてゆったり感を出してみるなどの工夫をしたいところです。

 

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 今回紹介したコーデの写真、全てロン毛ですね。もちろん意図したものではなく、気づいたらそうなっていたのですが、何でしょう、ユルユルテイストにはロン毛が合うのかな?

 

今回、いつものカラブロ2とは毛色の異なるファッションを取り上げてみました。いつもとは視点を変えて、力の抜いた着こなしを楽しむ余裕も持っていたいですね。

 

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