春のアウターはロングコートで
今は春物のお買い物の時期ですね。どんなアウターを買おうか検討中の方も多いでしょう。そこで提案したいのがロングコートです。この春ロングコートに挑戦してみませんか。
この春ロングコートを着てみる
春物アウターはマウンテンパーカや薄手のジャケットなど肌寒い時に気軽に羽織れるものが主流になります。カバーオールやデニムジャケットというワーク系もよく見られますし、、春か秋にしかまともに着れないということでお気にいりのライダースジャケットオンリーという人もいることでしょう。
そんな中、今春のアウターとしてオススメしたいのがロングコートなのです。
春にロングコートって合わないんじゃないかと感じるでしょうか。確かにそんなイメージはありますが、数年前からスプリングコートというワードも普通に聞かれるようになりましたし、定番的に売れている春用コートもあるみたいです。
quote:https://www.google.co.jp
そして現在ロングコートブームが進行中で各ブランドから春物のコートが多数リリースされていることから、これまでよりも春にコートを使う人が増えていきそうな予感がしています。
私が思うに、冬の間長いコートを着ていた人はもちろんのこと、これまであまりロングコートを着たことがなかったり、自分に似合わないんじゃないかと抵抗を感じてきた人にとっても、この春はロングコートを試してみるチャンスかもしれないのです。
何故かというと、まず先ほども申し上げたとおり今はロングコートブームであり、街中には長い着丈のコートの人が多数見られます。周囲から浮いた感じになることもなく、気後れすることも少ないんじゃないかと。
また、春物のコートが積極的に展開されているので、たくさんの中から好みのものを選べるというのも理由の一つになりますね。
さらに春物として用意されているコートを見ていますと、それほど着丈が長くないものも多く見られるのです。通常ロングコートといえば膝下か膝にかかる辺りまでのものとなりますが、実際に売られている物を見るとそのほとんどが膝上までの長さです。
それらは本来ならばミドルコートもしくはハーフコートなどと呼ばれるものなのですが、いつもの腰辺りまでのアウターよりは長いからという意味もあるのでしょうか、全て引っくるめて「ロングコート」と呼ぶような風潮になっていますね。
まあとにかく、そんなワケで通常よりは少し長いぐらいの丈で収まるコートが手に入りやすいということです。それによってロングコートになかなか手を出せなかった人でも、あまり抵抗なくコートにチャレンジ出来るだろうと思うのです。
もちろんロングコートに抵抗のない人は、膝辺りの長さの通常のロングコートを着用されるのもよいかと思います。
そういえばコートの丈で使いやすいのは膝上15センチ辺りのものというのが一般に言われているようですね。少し幅を持たせて膝上10センチから20センチという言い方をする人もいますが。
現在「ロング丈」として売られているコートも多くはそれぐらいのものですから、そういった意味でも今はコートの買い時使い時だと言えそうですよ。
春のコートスタイルは自由
さて、春にロングコート(もしくは単にコートでも良いですが)を着るメリットは何でしょうか。それは前を開けて着られるということです。
いえ、もちろん冬に前を開けてもいいですよ。しかし寒いですよね。閉じたくなりますよね。開けるならやっぱり春。
その時の気分にもよるでしょうが、コートって前を開けた方がカッコイイと感じることが結構あります。それぐらいならいいのですが、ボタンを留めて前を閉めるのがどうもイマイチに思ってしまうときもありますね。そんなときは前を開けて着たいのです。そうしないと変にかしこまったような、窮屈っぽいように見られるんじゃないかと。
前の開け閉めで見栄えが大きく変わるような気がするコート。暖かい春なら開けるのも閉めるのもやりたい放題。うれしいじゃないですか。
選ぶならキッチリ目のコートを
ロングコートの中で手に入れたいのは、キッチリ目のコートです。種類で言うとチェスターコート、ステンカラーコート、もしくはそれに類するようなものであり、つまりスーツスタイルに合わせられるようなコートですね。
カットソーにジーンズといったラフな格好にも、そのようなキッチリ目のコートを合わせることで、何となく服装に気を使っているなと思わせることができます。それは自分を良く見せる、TPOに合わせるといった部分でも有効なことです。
「普段の私服でそんなこと気にかけることもないでしょ」って思われるかもですね。もちろんそうです。ただ休みの日でもいろんな場所に出かけますよね。Tシャツジーンズのラフな格好で全然OKな場面もあれば、少し改まったような、スーツをきちんと着こなした人が応対するようなお店などに出かけることもありますね。
キッチリした感じのあるアウターであればそのどちらでも対応可能でしょう。そんなコートを一つ持っているだけで、服装に自信を持つことにもつながるのです。
「きちんとした服を着ているな」と何となくでも感じさせられれば、相手の応対がぐっと変化するというシチュエーションが意外とあったりするのですね。
ところでこの場合の「服装に気を使っている感」と「オシャレ頑張ってる感」は全く違うのでご注意下さい。
- 「服装に気を使ってる感」・・・相手に不快な印象を与えずさりげなく清潔感やキッチリ感を大切にしている。
- 「オシャレ頑張ってる感」・・・服やアイテムの細かいデザインに目がいってしまう。つい「オシャレだねぇ」と言いたくなる。
といった解釈になるでしょうか。
まあその境目はかなり曖昧であり、気を使いすぎるとオシャレ頑張ってしまいがちにもなってしまうのは、致し方ないところではありますが。
繰り返しになりますが、ロングコートを手にするならばチェスターかステンカラー、もしくはそれに準ずるキッチリ感のあるもの、スーツの上から着て違和感ないぐらいのものを基準に選んでみてもらえればと思います。
そしてなるたけシンプルなものを。あまりデザインが入っていないものを選ぶようにしましょう。
ロング丈のアウターをいろいろ見ていると、当然カジュアルライクなものも目に入ります。それらの中にはいろいろ手の込んだデザインであったり、すこし小洒落たイラストやロゴが入っていたりして、そういったものを好んできた人ならば、ついそちらの方を選んでしまうかもしれません。少しデザインがあるものの方が良いような気がするのですね。「これぐらいなら大丈夫」じゃないか、と。
しかしそのほんの僅かなデザインが意外と大きな影響を与えることもあるのです。そのようなデザインを取り入れるブランドのアイテムはカッティングやシルエットといった面で、どこかきっちり目のブランドとは異なる様相を呈するもの。
一見したところで殆ど変わりはないように思えても、実際に着るとその違いが明らかになるでしょう。
そういったことを避けるためにも、とにかくシンプルなものだけを候補にして選ぶことです。デザインの入った服があるからオシャレになるのじゃありません。アイテム単体ごとに見るのではなく、シンプルなアイテムを組み合わせた姿がオシャレになるように考えていくのです。
ロングコートに挑戦するときに、着こなしがたやすければその後もコートにどんどん慣れていけます。そして自分の服装のバリエーションが増やせます。コートを使ったアイテムの組み合わせをいろいろ試していると、意外な使えるコーディネートが見つかることもあるでしょう。つまりファッションがさらに楽しめるようになるのです。
そのためにもオススメなのはシンプルなタイプであり、キッチリ目のものです。
ロングコートにチャレンジするなら今
いろいろ語りましたが、まとめますと
- 春はロングコートに挑戦しやすい
- 現在使いやすい着丈のコートが豊富に展開されている
- 結局オシャレな着こなしにしやすいのはキッチリ目のコート
の3つの点についてお伝えしてきました。
quote:https://www.google.co.jp
コートに限らず着慣れない服って、最初に難しい印象がついてしまうとその後も敬遠しがちになってしまいますよね。初めて挑戦するスタイルは出来るだけ簡単にサマに見える方がよいのです。
そういった意味でも、キッチリ目で膝上丈のコートが豊富に出揃っているこの春は、まさにロングコートにチャレンジする絶好の機会であると思っています。
1人でも多くの人が新しい自分のスタイルを作り出してくれることを願っています。
それでは、また。
スポンサードリンク
?
関連記事