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カラーとデザインからファッションまで、ちょっとした気づき

4月のトレンドメモ ~ それはトレンチコートとファティーグジャケット

特になんてことはないが、思ったことをメモしておくコーナー。

ザ・ トレンチ

女性のトレンチコート姿を見かける頻度の凄さについメモしたくなった日々。


通勤時間帯、ターミナルを行き交う人々、トレンチコートが途切れない。

ベージュ、ベージュ、ベージュ。さらにトレンチ、トレンチ、トレンチ。


こうなることを予測したのだろうか、トレンチコートを購入するときに。

多分、今年買ったのだろうトレンチコート。もちろん流行っているしと思って。

しかし、流行りすぎにも程があるでと。あまりの数の多さにサラリーマンのスーツと同じような見え方になってしまってるこの現状。

でもまあみんなで着ればこわくない。


せっかく買ったトレンチだから、着ている人が多すぎても、着ないともったいない。
と言ってももしかしたら、それほど高い買い物ではないのかもしれません。

 

何故なら、このブログはメンズファッション中心なので、読者も男性が多いと思いますが、一度ZOZOのレディースのトレンチの値段見てみたら良い。メチャクチャ安いですよ。

 

メンズのトレンチコート、安くて2万円台です。レディースのトレンチコート、5千円台ザラにあります。
それと、ZOZOのレディーストレンチページ、セール価格のものが多いです。30%オフで7千円也8千円。定価でも1万ちょっとの値段。

たくさん売れるから安く作れるのか、安いからたくさん売れて着る人も増えたのか?

 

まあ、そんなことはともかく、トレンチコートについてこんな記事があったのですが。

トレンチコートは着る人を選ぶ      

そうですか、着る人を選ぶとかいう議論があったのですか。

今はもう誰だって着てますけどね。


多分ネットなどで「気にしないで、好きなもの着たらいい」って意見に乗っかったのでしょうね。似合うとか似合わないとか気にするのは面倒くさいしイヤだということで。要は耳障りのいい意見にワザと引っ張られて思い込んでのことだろうと。


でもまあ、スタイル良くないとトレンチコートが似合わないってのも、ちょっと違うような気がしますけどね。スタイル悪くてもトレンチコートを着れば、ちょっとカッコ良く見えるってのが正しいんじゃないかな。

 

着る人を選ぶというのは要するにウエストをギュッと絞った着こなしを理想としてのことだと思うのですが、今の主流はベルトを後ろで結んでおくスタイル。つまりダボッとした着方になるわけで、着る人のウエストがしまってようがたるんでようが関係ないわけですね。

 

だから、誰でも着て良いんですよ。トレンチコートは。似合う人はすごく似合うし、似合わないと思われる人も着たら似合うようになるんです。ていうか、トレンチに似合うも似合わないもなさそうな気がするのは、あまりに大量のトレンチ女子を見過ぎたせいか。まあ女子だけじゃなくてオバサンも着ていたりしますからね。もうどうでもいいコートになってしまったのかもですね。

とにかく体型隠したけりゃトレンチ着とけ、と。

 

と、レディーストレンチで大分進んでしまいましたね。
駄文も駄文。何の役にもたたない文章をつらつらと書いてきたような。
でもいいんです。これはメモですから。この2016年にトレンチコートが爆発的に流行したということの記憶ですから。

 

ザ・ファティーグジャケット

そして流行るといえば、他にも気になるものがあるのです。現時点で実際に着用した姿を見たことはないのですが、今後どうなるだろうかというところ。


それはファティーグジャケット。そうジャングルファティーグジャケット。
セレクトショップなどで取扱が劇的に増えているようです。

 

通販サイトなどで見かける頻度は、レディーストレンチを彷彿とさせるほど。これ実際に全部売れたら、街中ファティーグだらけになるんじゃないか、というのは流石に大げさですが、しかしそれでもやたら見ますね。

少し変わった見た目が各ショップやブランドの興味を惹かせたのでしょうか。


あくまでそう感じたまでのことですが、アパレルのこの春モノの動きはかなり鈍いんじゃないかと。何というか、勢いがありません。購買意欲を掻き立てる何かが足りない。

 

いやもちろん、ビッグシルエットのコートなど、即完売みたいな売れ方をするアイテムも有りましたが、それは極一部の話。全体としては、ちょっと閉塞気味な気分も否めません。

そこでこれまでと違うもの、印象の違うもの、定番ものや一般的なデザインから変化を感じるアイテムとして、ファティーグジャケットがピックアップされたのかもと。


セレクトショップなどもオリジナルや別注でファティーグたくさんリリース中。ライトオンなどもファティーグを出してます。

 

で、ここまで来ると、今あえてファティーグジャケットを購入する意味はないといえるでしょう。ファティーグジャケットの魅力はあくまで一風変わったポケットのデザインと、夏でも着れるというコットンポプリンの生地感と、自分だけのセンスで他者とは違ったコーデが出来るということでした。

 

しかしここまでたくさんの商品がリリースされるとなると、トレンチコートほどではないにしろ、結構な頻度で被る可能性もあるでしょうし、多くの人にとって珍しいものではなくなっているでしょう。
そうなると、特徴のあるポケットの形だけで「流行りのファティーグ買ったんだね」ということになり、オシャレどころではありません。

 

それとショップやブランドが新たに出しているファティーグと、デッドストックのファティーグは別物。ファティーグの一番の魅力は高温多湿の中でも着ることが出来るという、その本来の機能なのです。暑くなっても着ることが出来るので、季節の変わり目に使いやすいということです。

だからもし本来のファティーグとは異なる素材で新作を作っているならば、その時点でファティーグならではの魅力が減っていることになるのですね。

 

そうなると残るはただ、よくあるシャツジャケットの形ではないデザインのみとなるのですが、それが今の大量発生によってあまり意味のないものとなってしまっているのが辛い。嗚呼ツ・ラ・イ。

 

もし今、ファティーグ・ジャケットの購入を考えている人がいるならば、少し待ったほうがいいかもです。巷にあまりに増えすぎるようなら着ていて気恥ずかしい気持ちになりかねないですからね。

 

「いや、どうしてもファティーグ・ジャケットが欲しいんだ」という人がいるかもしれないですが、その場合は是非デッドストックを探していただきたいです。

 

いやこれはもう、私の好みも入った意見ですが、ジャングルファティーグに関しては基本デッドストックじゃないの、と。それか古着。つまり本物というか、本来のもの。

元来のものにこだわって製品を作るブランドが当時と同じに仕上げたものならまた違うかもしれませんが、それはその時のこと。

 

そして他にも気になったことがあったような気もしますが、それはまた次の機会にということで。

 

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