静かに頂点へ　ADIDAS(アディダス)　NMD

最近にわかに興味が湧いてきたスニーカーがあります。それがADIDAS(アディダス)のNMD。

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近頃気になるNMD

初めて見た時の印象は、実に興味の湧かないものであった。何だか斜めに開いたソール。
パッチのようなものを貼り付けたデザイン。それに意味があるのかないのか。

一体何に使うんだ？どういう意図があって作ったんだ？ターゲットは？

つまり、よくわからないもの、得体の知れないもの、といった印象で。

また、当時忙しくてNMDがどういったスニーカーなのか調べるヒマもあまりなく、しかしNMDの方はバリエーションを増やしているということで、ますますわからなくなってくる。

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ところが、じわじわと来てるのです。NMD。

多分人気があるのでしょう。結構SOLD OUTになってるみたい。

それにしても、最近は人気のありそうなスニーカーはすぐ売り切れてしまう印象があるのがイヤですね。

メーカーが販売店舗を絞っているからなのか。NIKE(ナイキ)のエアフォース1やADIDAS(アディダス)のスタンスミスが量販店で扱われていた頃は、好きなときに好きなものを購入出来る当たり前の状態だったと思うのですが。

と、話が逸れそうになりましたね。

そういうことで、NMDも買うならちょっとだけ気合がいるのかもですね。せめて発売日を把握して、その日は早めに店舗に行くかしないと。
まあ、さすがにAIR MAXやJORDAN、YEEZY BOOST並みの買いにくさではないだろうと思いますが。

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で、ちょっとこのNMDについてはメモがてら、まとめておこうと思います。

NMDについての記述を見ると、都市冒険の未来のために、伝統的な技術と最先端の技術を融合させたものだと。

過去と未来のテクノロジーで、新しい歴史が始まるといった具合でしょうか。

都市冒険ということから、街で履くためのスニーカー、すなわち運動やスポーツ用途というより、普段の街歩き用としてのスニーカーを意図したものらしいですね。

そうなると、オシャレという要素も求められると思うのですが、どうでしょう。

TUBULAR(チューブラー)のようないかにも近未来的といったシルエットでもないので、斬新さというのはあまり感じにくいですね。歴代スニーカーのディテールを取り入れたデザインということで、なんとなく古臭い部分も感じさせるのがNMDなのです。
しかし多分、その古さと新しさの交わりがうまく新旧ミックスとなってオシャレを感じさせることとなるのかも、です。

また、このNMDのコンセプトについて、現在はどこにでも行ける時代、ノマド(遊牧民)のようにどこでも生活できる、とも語られているようで、そんな自由で新しいスニーカーであるところも、オシャレ感アップとなりそうです。ちなみに、NMDは遊牧民(NOMAD)から来たネーミングなのだろうと想像できますね。

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見慣れてくるとスタイリッシュ

伝統的なもの、革新的なもの、自由といったテーマがこのNMDを味のあるデザインと感じさせているのでしょう。私がじわじわと興味出てきたというのも、NMDが醸し出す雰囲気の中にそんなテーマが見え隠れしているからかもしれません。

さて、先ほどから出ている過去の部分とは何でしょうか。
そこで登場するのが"マイクロペーサー"、"ライジングスター"、"ボストンスーパー"というアディダスで最も称賛されてきたモデルですね。これらの過去のモデルのパーツを分解してNMDに取り入れたということで、NMDのソール付近にある赤や青のパーツもその一環なのでしょう。

そして新しい技術としてはまず、ソールに採用された泡状の集合体であるBOOSTフォームですね。これは耐久性に優れ、クッション性と反発性を両立させたもの。これまでのシューズはショックを吸収するタイプか、硬く反発するタイプかのどちらかを選ぶしかなかったのが、このブーストテクノロジーにより、快適なクッション性と推進力を生みだす反発性を兼ね備えたシューズとなっているのです。

そしてもう一つ注目はプライムニット。ADIDAS(アディダス)の最先端素材プライムニットは、唯一無二の柔軟性・安定性・強度によって足にフィットしてくれるものであり、快適な履き心地を実現するものということで、サッカーのスパイクにも採用されているみたいですね。

ナイキにもフライニットがありますが、今後はこういったニットタイプアッパーが主流となっていくのでしょうか。