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カラーとデザインからファッションまで、ちょっとした気づき

2017春夏流行色は緑と青をメインに

PANTON社発表の2017年春夏トレンドカラーはこのように

2017年春夏トレンドカラー

 2015年秋冬以降メンズとウィメンズ統合しての10色発表となっていますが、2017年春夏の流行色は、2016年春夏と比べると深みのある色合いになったという印象です。2016年はパステルカラー的なイメージが強いものでしたが、それよりもはっきりした色を打ち出したのが2017年のトレンドカラーと言えるでしょうか。そういえば昨年の今頃はペールトーンが軽く注目カラーみたいだったですが、今シーズンはそうでもなさそうですね。

2016年春夏トレンドカラー

 

 

さて、2017年の流行色、ブルー系が3色、緑系が2色、残りがイエロー、ベージュ、ビビッドなピンクなどで構成されていますね。こうしてみると青と緑が主力になってきそうなんですが、図の下部にあるKale(ケール)とHazelnut(ヘーゼルナッツ)はともにミリタリーアイテムをイメージさせる色となっており、この辺りまだまだミリタリーもトレンドの最前線にあることがみて取れます。

 

そして10色のうち半分を占めるブルーとグリーン系カラー。その中のGreenery(グリーナリー)は2017年の年間トレンドカラーとなる「カラー・オブ・ザ・イヤー2017」に選ばれました。

 

Greenery(グリーナリー)は新緑の鮮やかなイメージを思い起こさせるイエローグリーンですが、いろんな色と組み合わせることが可能で、一緒に使う色によってアクセントとなったり中和したりと役割も変わります。健康的で活き活きとした気分にリフレッシュさせてくれる色となるGreenery(グリーナリー)は、ファッションにおいても新しい色使いにチャレンジ出来る色だといえるかもですね。

 

ただ、グリーンって使うのが難しいという声も多いです。今回のグリーナリーのカラー・オブ・ザ・イヤー2017にしても、ファッションにおいて使いにくいということで一部不満の声もあるとか。

そのため、まんまイエローグリーンのようなフレッシュとか若葉チックな色合いでなく、少し落ち着きを加えたような色味のものを用いる形になってくるでしょうか。

スポーツテイストなアイテムなどには健康的でワクワク感のあるGreenery(グリーナリー)は使いやすいかもしれませんが。

 

そしてブルー系の方ではLapis Blue(ラピス・ブルー)とNiagara(ナイアガラ)が特に注目されているようです。Niagara(ナイアガラ)はご存知デニムトレンドでもおなじみのくすみのあるブルー。さりげないカラーリングでさっぱりとした春夏ファッションを楽しみたいですね。そしてLapis Blue(ラピス・ブルー)は深みと落ち着きのあるロイヤルブルー、ミッドナイトブルー、マリンブルーといった様々な表現がされる色。そのため目を引くカラーリングなアイテムともなり、青で決めたいあなたに最高な色となるでしょう。

 

他にもPink Yarrow(ピンク野郎)といった実はこの10色の中で最も目立つ色も控えていますし、これからの春夏シーズン素敵なカラーリングで過ごしていただきたいものです。

 

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