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脱地味教室 〜上手に周りと差をつける夏ファッション

脱地味登場

脱地味って毒蜘蛛と字面が似てますよね。

 

そんなことはさておき。

脱地味が気分とでもいうのでしょうか、ここ最近脱地味という言葉をよく見聞きするのです。

夏に向けて服装がシンプルになるこれからの時期に装飾性を持たせましょうという意味、そして今年はノームコアトレンドから次のトレンドに移り変わる時期でもあるのでそれへの対策ということでもあるのでしょうか。

 

要するに、無味乾燥なシンプルスタイルは流行らないから派手に行きましょうよ、ってことですね。

 

ただしかし、元々メンズファッションというのは余計な装飾を避け、主張しすぎずさりげないオシャレが良しとされていたものです。そして重要なのは清潔感。女子ウケの意味からもこの清潔感は頑として譲れないものであったはず。

 

なので無理のある脱地味はなかなか受け入れられにくいかと思うのですが、まあとにかく脱地味の方法について考えてみましょうか。

 脱地味には色と柄?

まず脱地味するにはどうすればいいかですが、真っ先に思いつくのは色や柄を使うことでしょうか。つまりモノトーンを中心とした服装で、トップスにしても無地物が多いだろうから、そこに変化を持たせると。あっ、もちろんボトムスに柄物なんか絶対使ってないでしょあなたたち、って意味も込められてるわね。

 

では、どういう色を使うのか。カーキやネイビー、落ち着いたグリーンなどのベーシックカラーでいいのか、もっと明るい原色のレッドやブルーといった色なのか。これは好みにも左右されると思いますが、まずは自分が使いやすい色、好きな色でいいでしょう。

 

脱地味指南の中にはベーシックカラーは色を使ったうちに入らないという意見もありますが、そうなるとビビッドな色、90年代に流行したネオンカラーのようなイエロー、オレンジといった蛍光カラーを使うしかなくなります。ただこれは効果が出る場合もあれば、なんとも垢抜けないスタイルに陥る危険性もあるのです。

 

派手な色を取り入れたからといって、脱地味出来たと言えるファッションになるとは限らないのが難しいところ。脱地味を考えない方がよかったなんてことにならないように、無理して明るい色を使うのではなく、全体の調和を考えた色選びをすることに注力したいものです。

 

次に柄ですが、柄といっても種類が多く、とにかく柄があればいいのかというとそうとも言い切れないような気もします。

例えばストライプ柄やボーダー柄なんてあまりにも当たり前すぎて、無地ものと同列に語られそうな印象。脱地味指南系サイトやブログではこれらも柄の使用例として出されていますが、あくまで記事のネタとしてであり、本当に脱地味になっているかどうかは疑問符がつくものもあるのです。似たようなボーダー柄の姿が、一方では地味な部類に入り、別のサイトでは脱地味の手本となっていたり。

 

チェック柄にしてもそうですね。パターンによっては一気にコーデの印象が崩壊し、脱地味とかお洒落といった話ではなくなってしまいますし、また地味な色で構成されたチェックはいかにも以前のオタクファッションで登場するようなものとなり、なんの脱地味効果も生み出さないことになります。 

脱地味の難しさ

さあ、そうなると脱地味って一体なんだろう、ってことになるのですが、脱地味自体をテーマに語ってもそうそう内容のあるものにはならないってことですね。それは多分本当に地味でどうしようもない格好をどうにかしようということではなく、無難にまとまった普通のコーデや全く問題のないシンプルでスタイリッシュなスタイルでさえも脱地味させる対象として語ろうとするからでしょう。

 

例えばこんなネイビーのセットアップに白インナーと白スニーカーというシンプルコーデ。何ら文句のつけるところのないコーデであり、これが黒のセットアップだとしても同じく成立した服装になりますね。ですが脱地味界隈では改善すべきコーデの対象にしてしまう。

ノームコア以前から普遍の定番コーデなのですが

 

 もしくはこんなモノトーンコーデ。Tシャツに柄がある分脱地味対象となるかどうかは意見の分かれるところではありますが、とにかく色を使わせようという提案ならネオンカラーのガチャベルトを垂らせだの、派手なバッグを持てだの言い出すでしょうね。

こちらもシンプルスッキリなお手本コーデのはずですね 

 

そして脱地味指南の結果がこんな感じ。

お見事脱地味完成です

 左のコーデはともかく、後の2つは大きなストールに目を引くイエローカットソー、穴あき白スキニーかしら、ついでにポーズも決めちゃいましょう。絶対に地味とは思われません。

 本当の脱地味とは

 さて、ここまで脱地味するためにまずは色・柄を使うことを考えましたが、脱地味の要素は色や柄だけではありません。デザイン、ラインそしてシルエットという要素もあるのです。無地でモノトーン主体であってもちょっとした変化あるデザインが地味な印象を払拭してくれる。

 

ただ、それはアイテムによります。たまたまそんな変化球デザインに出会っても、それがすんなりコーデに馴染むようでなければなりません。だから不特定多数の人に訴求するには心もとない主張となり、脱地味を提案するファッションブログなどは色と柄だけに目を向けさせたいんですよね。

 

しかし実際脱地味と称して色や柄をわざわざ足すという行為は、どうしても余分なものを付け加えることになります。出来ればもっと自然に脱地味したいと思いませんか。

 

そこで色や柄を使わなくても決して地味には見えない例をいくつか見てみましょう。

 

まずはこんなコーデから。

モノトーン無地でも地味じゃない

 どうでしょう、こちらmasuという今年スタートらしいブランドのコーデです。バスケットボールをメインモチーフに新しい解釈であらゆる要素を再定義ということで、確かに巷によくある見慣れたパターンとは異なる印象を受ける気がします。

このようなシンプルだけれど地味じゃないアイテム使いや合わせ方は、みなさんの夏のファッションの幅を広げるのに大いに参考になりそうですね。

 

また同じmasuでこのようなモノトーンコーデも。

モノトーン無地でも地味じゃない2

 黒や白のみでも単調な印象を受けないパターンですね。シルエットや素材感などで変化をつけてみることで、決して地味にはならないのです。

 

同ブランドからもう一つ参考にしたいコーデがこちら。

モノトーン無地でも地味じゃない3

このブルーのワントーンスタイルは、色も柄も使ったパターン。同じストライプでもこのような味のあるストライプを探しましょうよ、ありきたりではなく女性の着ている柄のようにさりげないパターンを見つけてきましょうよ、ってことですね。

 

次はWEYEPというブランドのコーデ。

太すぎないワイドパンツにデザインのあるトップス

 色使いはベーシックでもちろん柄は無し。それでもこれだけ表情のあるコーデがあるということです。脱地味だなんだといってやたら色柄装飾にこだわるのが馬鹿らしくなってきませんか。

薄着になる季節だから主張のあるアイテムを使いましょう、というフレーズは夏のオシャレを語る際によく使われますが、その主張はデザインやシルエットでやり過ぎない程度で実践するのがとても効果的なんです。

 

もう一つ同ブランドから。

脱地味思考では辿り着けないスタイルですね

 ややデザインが入ったアイテムですが、シンプルでスタイリッシュにまとまってますね。パンツのラインも軽やかですし、決して明るくない色使いながら重たさとか地味な印象は皆無です。

オシャレ頑張ってる感が全くないのにオシャレに見える、そんな理想的な春夏スタイルですね。

 

最後はUNUSEDのアイテムを使ったコーデから。

自分のスタイルを楽しむことが大切

 いやー地味ですねー。でも地味じゃないですよねー。シンプルながら存在感のあるアイテム使いで、いい意味で力の抜けたスタイルに、余計な色や装飾は必要ありません。

そしてUNUSEDのトップスですがホント味があります。ただのシンプルじゃない、普通でない普通、そんなアイテム選びも重要ですよね。

ファッション好きなら、そういったアイテムに出会うことも楽しみの一つですし、そのためには常にアンテナを張っておいて探すための努力をする。それこそが真の脱地味。安易に色や柄に逃げて、みっともない醜態を晒すことほど愚かなことはないのです。

 

色や柄に頼らない脱地味いかがでしょうか。

ここまで見てきてお分かりかと思いますが、地味でないことイコール派手、ではないということです。そしてむやみに人目を引きつける要素もいらないということです。

 

それよりもちょっとしたデザインの違い、シルエットの違いで着こなしに変化を持たせていくのが自然ですし、それで十分脱地味も達成可能だと思います。

そういう意味でも脱地味が気になったなら、逆に一旦脱地味思考から離れて、自分をよりスタイリッシュに見せてくれる服装を模索するのも良いのじゃないかと。それが結局は真の脱地味に近づく最善の方法かもしれませんよ。

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脱地味の目的はトレンドに乗り遅れないことですが、その先にはオシャレになりたい、モテたいという望みもあるはず。とにかく脱地味すればいいと色や柄を使うことは、脱地味自体が最終目的地という、何だか実のない行為に等しいことなのです。

 

それは、メンズファッションにおいて、主張しすぎずさり気なく小粋な部分というものがトレンドがどのように変わろうとも普遍の価値を持つものだからです。

 

もちろん時代によって価値観の変化、好みの変化もあることから、男性の着こなしについても何の装飾もなく飾り気のないファッションに対して否定的な意見を持つ人が出てくることも予想できることではありますが。

 

しかし、そうであっても現状ではまだまだ脱地味というのはコーデのどこかに華やかさが求められるレディースファッションならではの考え方であり、メンズにおいては少し違ったベクトルで取り扱った方が良いみたいです。

 

それでは、また。 

 

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