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カラーとデザインからファッションまで、ちょっとした気づき

ジェンダーレスとシーズンレス オシャレが大きく動き出す

ジェンダーレスがすぐそこに

今、人々のオシャレが変化の時を迎えつつあるのかもしれません。いや、すでにもう転換期に突入しているといっていいのかも。

 

それはノームコアからタッキー、ギークスタイルへといった移り変わりや、ビッグシルエットの流行といったような、トレンドの話ではありません。もっと根本的な、人の在り方や考え方まで含めた、それほど服に興味がない人までをも巻き込むうねりなのです。

 

 

例えばジェンダーレス、そしてシーズンレス。男女の性別や季節に合ったファッションという考え方が次第に曖昧になり、もう男女兼用、オールシーズンという考え方がもっと広まり、それに沿ったアイテムがどっと市場に登場する可能性もありますね。

 

ジェンダーレスというと、レディースの服を男性が着て、メンズの服を女性が着る、という認識に止まっている人が多いようですが、その先についてはあまり語られませんね。メンズでもないレディースでもない新しいデザイン、それは男性からも女性からも違和感を感じることなく着てもらえる洋服。始めから男女兼用として製作された。そんな真のジェンダーレスなデザインが今後活発に考案されるかもしれません。

 

もしかして、

”当初は男性からも女性からも受け入れられなかったものの次第にその魅力が浸透し始め・・・・”的なブランド秘話が語られる時代ももうすぐそこに。

ただそうなると、現在あえてレディース服を着てオシャレぶっちぎりを意識している自称ファッショニスタたちにとっては、逆に旨味のない話になるかもしれませんが。

 

もちろんユニセックスとして売られている服はありますけれど、それってカットソーとかカジュアルジャケットとか、ちょっと緩いパンツみたいなものばかり。そうではなくて、変革なんですから例えばドレスアイテムのジェンダーレス化?なんじゃそりゃ。

そう、そんな超えたスタンスでバンバン冒険していただきたい。ジェンダーレスというのなら。

 

適当にメンズフロアとレディースフロアをくっつけて、買って帰ったらレディース服だった、みたいなドッキリを楽しませてくれなくともよい、くれてもいいけど。

シーズンレスに期待

そしてシーズンレス。季節を問わない、季節感を気にしない、捉え方は様々でしょうか。

 

季節を問わないならば、夏は涼感・冬は発熱保温、そして春、秋は過ごし易い季節を存分に楽しめる。今でもそんなのありそうだけど、本格的に使えるようなものって聞かないですよね。だからそんな機能をもっと高性能にした都合良すぎる素材が開発され、一年中同じ服で過ごせる。

それって服の数をもっと減らせる。ミニマリスト歓喜、感涙、慟哭、昇天、武者震い?

 

季節感を気にしない、例えば夏でもコート風な衣類を、ブーツ見たいなシューズを。

ロング丈が好きな人は夏でも長めの服が着たかったりしますよね。多分長い丈の方がオシャレっぽく見えそうな気がするんですよね。多分服が体を覆ってくれるから、体型隠しにも良いからじゃないでしょうか。それに誰もがTシャツ短パンの夏ならば、差別化もできますからね。

 

しかし、昨今の世間一般の動きを見ると、ロング丈を好む理由は体型隠しや差別化だけじゃないですね。紫外線対策にもいいんじゃないでしょうか。だからUV100パーセント本気カットの素材で涼しく着れる夏コートが良いんじゃないでしょうか。

 

ただいきなりそんなものを作っても、季節感が邪魔して誰も着てくれない。だからシーズンレス。夏にコート着てもいいんですよ、ブーツでもいいんですよ。今はそういう夏用のコートがあるんですよ。が広まればいい。オシャレに対するというより、服装に対する意識の変化。

 

ダウンジャケット、冬だけのものじゃない。春だって寒い日はある。だからスプリングダウン。3月ごろから5月に向けて、いつまでダウン着てるの?って言うの古いよね・・・・?

 

だからデザイン、素材の双方がこれまでの枠を超えた発想でどんどん進化していくきっかけがこの2017年なのかもなんですね。

 

ところで、機能素材でいうなら欲しい素材がありますね。耐衝撃素材。コケても怪我しない。だからBMXやスケボーなんかで大活躍。プロテクターいらずのスゴい奴。

 

素材の進化も含めてシーズンレスな世界、そこではどんなファッションが生まれるのか期待したい。

 

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