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SNKRS ナイキアプリで AIR JORDAN 1 リストック ウイーク開催 買えたのは奇跡 でも買えないのは当然?

今週は月曜から金曜まで NIKE AIR JORDAN 1 リストックウイーク The Week of The Ones が開催され、前回買えなかったスニーカーファンが再チャンスをものにしようとスマホ片手に奮闘してきたわけですが、なかなか今回も購入は難しかったようです。

 

まずその日の何時から発売するのかがわからないというw  当日発売の直前に通知が来るのですが、その時間がなんと3分前とかなんですね。3分ですよ、たった3分。たまたまタイミング悪く通知に気づかず、後で気付いた時にはもう売り切れてた。ということが非常に起こりやすいですよね。

 

通知に気づいたとしても平日の仕事中、うまく抜け出すなりなんなりスマホを触る態勢を作って購入操作に移るのも大変だな。ここで涙を飲む形になることも多そう。

 

ただどちらにしても、結局のところ大差ないとも言えるのが今回のリストック祭り。スマホを握りしめて戦闘態勢に入り、販売開始を迎えても、商品の選択すらできないとか、画面が出たらすでに完売だったとか、購入操作に入ることなく終わってしまう事例が多数みられます。中には買えた人もいるでしょうけど、大半は本当に売ってるの?みたいな感覚になるのではないかと。

 

 

リストックとは、補充するとか新たに仕入れるという意味ですが、ナイキのSNKRS ではそういう意味ではなくて単に売れ残ったものか、なんらかの理由で在庫がまだあった少量のスニーカーを販売したに過ぎないということかもしれません。

そういう意味では、まあ買えなくても仕方ないなと諦めがつきやすいし、最初からそんなに一生懸命になって狙いにはいかないでしょう。

 

ただ、今回のリストックウイークについてはちょっと様相が異なります。NIKEのSNKRSに堂々と The Week of The Ones と銘打って専用のページまで作ってるのですから。そこには日替わりでどのシューズが発売になるのかというのも紹介されていますし、一つのイベント的な印象を強く与えるものとなっています。

 

これを見た人は、ここに紹介されたモデルが再生産されて普通の販売と同じように売られるものと思うかもしれません、というかそのように思った人がほとんどじゃないでしょうかね。再生産するかどうかはともかく、それなりの数が用意されているからこその「リストックウイーク」なのだろうと。単に数点残った靴を売るのなら、何もここまで大袈裟に The Week of The Ones などとやらなくても、秒で捌けるでしょうし。

 

だからこそ、皆んな期待したのかな。よし、買うぞ、と。

まさか、こんな、どこかの掲示板とかで流れる本当かどうかわからない情報を見て、まあ嘘なら嘘でいいか、と思いながら試してみたら、本当に売ってたけどやっぱり買えなかった、まあこっそり売ってるんだからしょうがないわな、的なそんなレベルのことを、ナイキのような大企業が

”エアジョーダン1が日替わりで登場するThe Week of The Ones”なんて形でさもちゃんとしたイベントのように見せかけるとは思いませんしね。

 

もちろんこれはSNKRSの状況から予想するところで、相当数用意されていたもののあまりにも大量の人が殺到したために販売画面すら表示されないみたいなことになったのかもしれませんが。

実際のところはわかりません。しかし多くの人の予想、状況の大半からみると、あまりにもお粗末で寒い状況だったのは確かかなと。

 

ところでSNKRSで上手く商品選択が出来て、保留中といった画面が現れた人も少なからずいることと思われますが、結局買えなかったパターンが続出しているみたいですね。これについては理由があるみたいです。ネットで見た情報ですが、どうやら先着抽選という方法がとられているみたいなのです。先着順の販売ではなく、先着抽選。

 

SNKRSで買えない?botに負けない必勝法は何がある!? │ hypeboy

 

NIKE SNKRS 抽選販売に関する規約 | Nike ヘルプ

 

つまり、先着順に抽選に参加出来て、当選すれば購入できますよ、と。保留中の間は抽選タイム。保留中から次見たら完売となってたのは抽選に外れただけ。そう思えば、せっかくサイズ選んでボタン押したのになんで駄目なんだよ、って怒りも収まるというものです。ただ、普通の抽選と違うのは抽選に参加するのも先着順なのでモタモタしてたら結局参加すらできないということ。

でも先着抽選などするのなら、最初から期間設けて抽選販売にした方が親切だろうとおもうのですが。それはそれで、マズイ部分が出てくるのかも。

 

例えば事前に期間設けた抽選と、当日の切羽詰まった先着抽選とでは、緊張感が違うとか。単に抽選に参加するのと、その抽選に参加するために時間が来たら速攻でスマホやPC操作しないといけないのとでは、希少性や商品の特別感、ステータスが違うのかもしれません。信頼できるデータがあるのかその会社独自でそう考えているだけなのかはわかりませんが。

 

要は買うときに競争の要素が欲しいんですよね。必死さが欲しいんですよね。買いたいという思いが他から見てわかる状況が欲しいんですよね。

 

行列を作っていれば興味ない人も「買いたいんだね」と思ってくれる。オンラインで即完売という話題、購入画面すら出なかったという話題、いずれも「それぐらい希少で価値のある商品」というアピールとなってくれます。

 

そういう意味では今回のリストックウイークでまたもエアジョーダン1の希少性は高まりました。買いたくても買えない。しかもどのカラーも買えないという。

今回のリストック祭りでも、OGとして人気のシャドーはともかく、他は店頭在庫でいつでも買えるべきものであり、そんな目の色変えて狙いに行くようなモデルじゃありません。つま黒シリーズだって黄色とか緑とか、そんなもの適当にいくらでも色変えて作れるじゃないですか。ていうか、冷静に考えてカッコいいと思いますか?

エアジョーダン1ならなんでもいいということなのでしょうが、そうなっている状況自体が不思議ですよね。

 

ほんの3年ほど前まではいつでも買えたモデルが今では超レアな靴に変貌したというところはメーカーの勝利というべきでしょうか。そんなナイキに踊らされる消費者ですが、それでもスニーカーを買い続け、時には転売屋にも毟り取られるのでしょう、それは何ものにもかえられない買えた時の喜びを得るためであり、それをSNSで自慢するのもまた良しとして。

 

そのサイクルはメーカーにとって理想の展開。ナイキだけでなくそんな風に稼げる流れを望んむブランドもあることでしょうね。それがいつまで続くかわかりませんが。この先の展開は誰も予測できません。

 

そういうことであるならば、NIKEのスニーカー エアジョーダン1 買えたのは奇跡であり 買えなかったのも当然だと言えましょう。そもそも皆に買ってもらっては困るのですから。そんな位置付けの商品に魅力を感じるのも感じないのもまた自由。スニーカーライフ楽しみましょう。

 

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