2019年 令和の幕開け ファッションシーンにおいては、特に目新しいものが出てくることもなく、昨年以前からの流れを黙々と受け継ぐ状態でしょうか。
90年代ムーブメントもその一端を担い、これまで数々のブランドが再注目されてきていますが、ここに来てまた一つドカンと目立ち始めたブランドがあります。
それがKANGOL カンゴール。
多くの人がカンガルーのシンボルマークなり、「KANGOL」のロゴタイプなりに見覚えがあるかと思いますが、これまでさして90年代ブームの前面に立つことはなかったと思います。
ところが今年になって何故か突然のブレイクと言っていいぐらいに目立つ、目立つ。
各ブランドとのコラボも活発で、またフリークスストアやアーバンリサーチなどのセレクトショップ系列などの別注にも多数登場。
街を歩いていても、最近KANGOL カンゴールのアイテムを身につけた人を見かけることが増えました。向かいに座った人がKANGOL カンゴールのキャップ被ってたり。
いや、なんかこれもうこの夏あたりからKANGOL カンゴール被りまくりじゃないのって心配になる程ですが。昨今の状況、被りはやっぱり気になるんですかね、別にOK何でしょうか。めまぐるしく変わるファッション意識な現代、どんどん売れるKANGOL カンゴールの行方はいかに。
ストリートアイテムとしても知られるKANGOL カンゴール、ということですが。過去にはヒップホップアーティストがカンガルロゴのアイテムを着用したりして、そういう意味ではストリート的な側面も持っているかもしれないですが、ことさらストリートの部分が強調されてきたブランドではなかったようにも思います。
ストリートでも有名っていうのは、今KANGOL カンゴールを押したいためのハッタリな部分も多分に含まれているんじゃないかと。
まあでも、一旦ストリートなイメージがついたら、それがアパレル、ショップなどの”とにかく売らなきゃ”な人たちによって無理やり思い込まされたイメージであっても、一般消費者はもうKANGOL カンゴール=ストリートなものだという意識になってしまってます。
さらに親しみやすい動物のマークは、可愛さの部分で女子ウケ抜群となり、メンズ、レディース双方からの支持拡大。こうなるともう、KANGOL カンゴール人気は結構な時間継続するものと考えていいのかも。あのフェールラーベンのカンケンバッグのように、いつまでもちょくちょく見かけるみたいな感じで。
そんなKANGOL カンゴールの着こなし。
KANGOL カンゴールはカンガルーのマークで決めるのもよいですし、「KANGOL 」のロゴがこれまた渋いバランスを持っているので、文字メインで攻めるのも乙なもの。
シンプルにカンガルーマークで
pic via URstore
KANGOL カンゴールならカンガルーでしょ、ということでシンプルカンガルーで行きますか。
胸のロゴタイプでしっかり主張しつつ、袖口にカンガルー
pic via freaksstore
KANGOL カンゴールはカンガルーのマークとともに「KANGOL」の文字から受ける雰囲気とバランスが絶妙でこの辺りも隠れたヒット要因なのかもしれません。
wearでもこの手のデザイン着用者多数
pic via wear
そして、もう一つKANGOL カンゴールの定番といえばベレー帽。ということで
ビートルズも着用したベレー帽がルーツ(マークは違いますが)
pic via yahoo
意外と似合う人は多いこちらのベレー帽なんか渋いですよね。
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ここまで見てきて勘付かれた方も勘づかれた方もおられるでしょう、KANGOL カンゴールって実は結構上品な部分があるんですよね。この辺り他のストリートブランドとは異なるところでして、着こなしにおいても、もっとモードなブランドや綺麗目なコーデとの相性がいいのです。
KANGOL カンゴールのスウェットやカットソーにこんなブーツもこなれてて良さそうですし、ベレー帽とでも相性ぴったりですね。
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