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メンズファッション冬のコーデ チェスターコートの着こなし2  ~黒以外のチェスターコートはどう合わせるか

みなさん冬のファッション楽しんでいますか? この時期ファッション雑誌はどこもスナップ特集です。冬のセールが始まり、春物の立ち上げまで少し間があるこの時期、ファッション雑誌としても特にこれといったネタが無い状態となり「ならばスナップで」といったところなのでしょう。雑誌によっては1月と8月は休刊になっているものもありますしね。

 

そんなスナップ特集ですが、私は結構楽しみにしています。眺めていると所々でヒントになることがあったり、スナップに添えられているコメントなどから何かアイデアが浮かんだりすることもありますし。

ということで、最近気になるチェスターコートの着こなしをいくつか紹介していきましょう。

 

チェスターコート 1-1

 トレンドであり人気カラーのカーキ色のチェスターコートです。シンプルな着こなしであり、特にどうということもないのですが、カーキのチェスターコートでそのような自然な印象に仕上げる見本として、なんとなく取り上げてみたくなりました。


これまでになく市場にたくさん展開されたカーキのアイテム。みなさんも今年はカーキやオリーブをよく目にすると感じておられたことでしょう。

 

それはミリタリーブームであることも一因なのですが、特にミリタリーには興味がないという人でも一つの気になるカラーとしてカーキやオリーブは人気があるものだと感じます。

 

そんなカーキ色のアイテムの合わせ方ですが、どう合わせるべきか迷ったことはありませんか。

インナーはどうするか、ボトムスはどうするか、全体にどうするか。

 

そんなときは、もうシンプルに他を黒で揃えてみるのが良いのじゃないかと。こちらの場合なら黒のタートルでしょうか、それに黒の太目のパンツに黒の靴。まるで先日の記事をまるごと具現化したようなコーデですが、これで着こなしとしてはきれいに落ち着きます。

 

このようにカーキに限らず色味のあるものの着こなしは、黒だけで合わせると上手くまとまると思います。次の着こなしのようにブラウンやベージュといったものでも有効ですね。

チェスターコート 1-2

 こちらは細身のパンツですね。ロングコートに細身のパンツはやはり決まります。

 

体型をきれいに見せるシルエットとしてYライン、Iライン、Aラインというものがあり、ロングコートに細身のパンツはYラインとなるわけです。Yラインとはトップスがボリュームあり、ボトムスはキュッと細くなるシルエットですね。

 

ちなみに

Iラインとはトップスもボトムスも細い、

Aラインとはトップスが細くボトムスがボリュームあり、

となっています。

 

そうなると、上のカーキのコーディネートはY、I、Aのどれにも属さないシルエットということになりますが、それでもお洒落な感じに見えますね。

 

実はシルエットラインというのにあまりこだわらなくてもよいのじゃないかと、私は考えます。もちろんそうしたラインに当てはまったならそれはそれで良いと思いますが。

 

大体人によって太さ細さの感覚は様々です。ある人が「Yライン構築です」といっても、別の人は「パンツはもっと細くしないと」と思うのです。

 

そしてここが肝心なのですが、シルエットラインを気にすると普通のストレートジーンズや、適度なシルエットのパンツは穿けません。

身体に調度良いサイズのシャツやショート丈のアウターなども、何のラインにも属しにくいアイテムとなってしまうでしょう。

 

適度な太さや細さというものがあり、それよりもさらに太く細くを求めるようなシルエットの考え方は、ある意味ファッションオタクだけの間であれやこれや語っていればいいものだとも言えます。

 

そして私達一般人は、そういった考え方があるのだということを知っておいて、適当に参考にしながらファッションを楽しめばよいだろうと。

 

もちろんオシャレの要素としてシルエットも大切ですから、時には気にすることもありますよ。カラブロ2でもYラインがどうこうといった記述が出てくると思います。

それはあくまで、適切な範囲での考え方であり、囚われ過ぎて逆にダサくなったら元も子もないという話です。

 

シルエットにこだわり抜いたオシャレと呼ばれる格好と、普通にカッコいいスタイルは全く別物なのですから。

 

チェスターコート 2

続いては、ちょい短めの丈のチェスターコートを使ったワントーンスタイルです。

 

ネイビーのコートを買った場合、家にあるインディゴデニムと合わせても良いものかどうか、迷ったことありませんか。

このコーデのように全く問題なし。しかもインナーのタートルまでネイビーと、紺のワントーンでまとめた着こなし。

 

ワントーンといいますが、別に狙ってやった感もなく自然なスタイルです。お出かけから、近所のコンビニまで、あらゆるシチュエーションに対応できる着こなしでもありますね。

 

靴は黒でも構いませんし、なんならネイビーのスニーカーでオールネイビースタイルも面白いでしょう。

 

チェスターコート 3

 ベージュのチェスターコートの着こなしとして、このようなコーデも参考にしてみたいところです。

 

こちら、ダブルブレストのベージュのチェスターコートですが、合わせるボトムスはグレーのスラックスですね。こうしてみるとベージュとグレーの相性も良さそうです。

 

そして革靴は濃茶。渋い雰囲気を作っていますね。

 

このままだとかなり仕事着的な雰囲気も漂い始めるところですが、インナーにもってきたのはカジュアルライクなミックスカラーのセーターですね。それとよりミックス度のあるニットキャップを使うことで、街着としてのコーデを作っています。

といっても、まだ少しカッチリ目なコーデに見えますが。

 

ベージュと黒の濃淡ハッキリとした合わせとは異なり、少しその差を少なくしたグレーとのコーデも、着こなしのバリエーションに加えられそうですね。

 

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いかがでしょうか、チェスターコートのコーディネート 。今回はキレイめな着こなしコーデが並ぶ形となりましたね。

参考になれば幸いです。それでは、また。

 

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