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2016ー2017のトレンド予測 その2 ほどほどの適度な太さで収まるのかワイドパンツの行方

本当に流行っているのかワイドパンツ

ワイドパンツが来る、と言われ続けて数ヶ月。2016年夏場のこの時点で、果たしてその予想が当たっているのか外れているのか、どうも分かりにくいってなところです。

 

というのも、業界?的にはワイドパンツ推しが進められていて、今現在でもかなりのファッショニスタがワイドパンツを穿きこなしているといった姿勢を打ち出しているようなのですが、実際のところどうでしょうか。

雑誌やネットの記事、スナップなどで見られるようなズドンとワイドな形のパンツを、身近で見かけることは殆どなかったりしませんか。

 

一方ワイドの兆しが感じられるところとしては、ショーツとか7部丈くらいで太めのパンツを穿いている人を見かけることが増えてきていますね。また、アンクルカット程度の半端丈でワイドっぽいシルエットを着用している人もチラホラと。

これからしばらくは真夏の暑い季節になるので、短パンなどが増えてきます。今の時期セールの真っ最中で、バーゲンを利用して試しにワイドパンツを買う人も多いようですが、その買ったワイドパンツを本格的に着用するのは夏が過ぎてからになるでしょうか。

  

つまり巷でワイドパンツが流行ってると思えるかどうかの判断はもう少し先になるかと。特にズドンと裾まで太いワイドパンツが主役となるかどうかについては、予想が難しいですね。これだけワイドパンツの流行が取り沙汰されているにも関わらずですが・・・。

 

ワイドパンツに関して言えば、ファッションを発信する媒体と、消費者の間でズレが生じている面もあるかもしれないですね。

 

ただ、全くかけ離れているというわけではありません。というのも、細いシルエットのパンツも見かけることが少なくなってきています。もちろんスキニーを着用した姿は此の頃でもちらほらと見かけますが、全体として細くシュッとしたスリムなパンツよりもストレートシルエットに近いタイプの方が多くなってきているのかもしれません。


そこは、ワイドパンツトレンドに引っ張られる形で、なんとなく細いのは気分でないかな、という市場のそして一般ユーザーの空気が出来上がっているのでしょう。

 

時代ごとにシルエットは微妙に変化しているという話を先の記事でも書きましたが、それと似たようなものですね。

 

レディースのトレンドと被るワイドパンツ

そしてもう一つ、これだけ市場にワイドパンツが投入されながらも、ホントにワイドなパンツを穿いた人が出てこないのは、もしかしたらレディースファッションの影響があるかもです。

 

着慣れてない上に、外で他の男性が着用しているのも見かけないアイテム。こういったものを着用するときに気になるのは、人と被ること。


自分の着こなしにイマイチ自信がなかったり、そうでなくとも周りから浮いてないかなどと、なんとなく考えてしまうような服装で外出し、同じ格好の人とバッタリ出会うのは避けたいところ。

 

 

ワイドパンツに関していうと、女性のファッションと被る可能性が高いのです。上は細いカットソーで、下がワイドというAラインなんかを気取って歩くと、似たような格好の女性がわんさか。

 

ここでメンズでもそのようなスタイルの人がいくらかでもいればマシなのですが、これがそうじゃありません。
自分だけが男性でワイドパンツ姿であるというのが、なんとなく気恥ずかしいってものです。

 

気にする人と気にしない人がいるでしょうが、あえてそんな被り方をするファッションをすることもないだろうと、多くの人が考えてもおかしくはありませんよね。

 

ファッションの流行のサイクルが変わってきていて、レディースで流行ったものが間を置かずにメンズに入ってくるといった現象が見られるようです。
それがそのまま素直に、ジェンダーレスといった具合に、男性と女性で似たような服装をすることが馴染むことになるのか。それとも、何らかの予想し得ない反発が生じるのか。人間の心理がどのように働くのかですね。

 

ワイドパンツのトレンドについてはこのように、レディースに見られるようなズドンといったシルエットが流行っていくのか、それともなんとなく太くなり過ぎない程度で収まるのか。どちらの可能性もあるといった状況ですね。

 

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