この時期流行りはアンクルカット。スラックスでもアンクルカットがやたら多いですね。商品着用写真でも、足首を見せた姿が数多く見られます。
また、これに続いて見られるのがジョガーパンツです。こちらの勢いもなかなかのもので多くのブランドが採用し、中にはリブパンツなどと呼び方を変えてラインナップしているところも。そんなジョガーパンツも普通のパンツと比べて丈が短く、やはり足首が見える形になることが多いでしょう。
ここからだんだんと気候も暖かくなってきます。足首を出した着こなしを自然に受け入れられる時期でもあります。そういった意味でもアンクル丈のパンツを買う人が増えてくると思われます。
この春から大学生という方も、新社会人として環境が変わるという方も、心機一転新しい洋服でオシャレを楽しもうと考えておられるかもしれません。当然パンツも新しいものを買うことになるわけで、上記のような流れからアンクルカットパンツがメインになるのかもなのですが・・・。
この春夏あたりは現在販売されているアンクルカットを用いた着こなしで特に問題なくファッションを楽しめるでしょう。しかしその先、2017年の終わりから2018年にかけて、そして次の2018年の春夏ファッションのあたりまでを考えると、このアンクルカットがいつまで続くのやらという問題が浮上してきます。
というのも、アンクルカット、くるぶし丈のトレンドがもう3年ぐらいは続いているはずなんです。そろそろ転換点を迎えてもいい頃合いかもしれません。こっそりと復活の機会を伺っているフレアタイプのパンツなどが流行りとなるかもしれませんしね。
世間のパンツの長さが、靴の上でワンクッション、ハーフクッションという普通の丈感に戻った場合、今あるアンクルカットなんてものは一瞬にして時代遅れなものになりかねないのです。何故って決してカッコいい姿であるとは言い難いからなんですね。
ズボンの落ち感が綺麗な印象を与える、靴の上で溜まりがあると野暮ったくなる、素足を見せることで軽やかな見かけになる、などの理由でアンクルカットを推すことになり、世の中に広まりました。
しかしパンツのたるみが無くてスラッとした見かけにしたいのならばノークッションあたりで収めておいても良いことですし、素足を見せた姿が他人の目から見て軽やかに映るのかどうかは人によることだと思います。やたら足首見せるような格好は、逆にマイナスな印象を持たれる可能性も決して少なくはないでしょう。
アンクルカットを薦める理由の中に、それはアンクルカットで無くてもいいんじゃないというのもありますし、そのように考えていくとアンクルカットを穿く意味がかなり狭まるのです。
今オシャレしたくてパンツを買うなら何がいいのか、とても難しい時期だと言えます。なので、どうしても必要じゃなければ少し様子見するのがいいでしょう。何か一つパンツを買うなら、とりあえず丈は普通の長さのものにしておくのが吉かと思われます。そしてロールアップしましょう。
そうです。アンクルカットが流行ってるからといって、正直にアンクルカットサイズのパンツを買わなくてもいいのです。そんないつ使えなくなるかわからない危険なものを買わずとも、ロールアップで足首出しておけばいいのです。
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