ポロスポーツ (POLO SPORT) はオシャレのお助けアイテム

ポロスポーツ (POLO SPORT)が来てる

ポロスポーツ (POLO SPORT)が来てますね。古着の世界ではかなりの人気、雑誌などでも取り上げられ今でも日を追うごとに注目度が高まっているようです。

ポロスポーツ (POLO SPORT)とは、90年代ストリートファッションの代名詞としても語られることの多いポロラルフローレンのスポーツラインとなるブランド。通称ポロスポと呼ばれたりしますね。

来ているといっても、以前から人気のあるポジションにあった銘柄ではありました。しかしそれはまだ好きな人は好きということで、古着屋に入った誰もがポロスポの服を手にとって見るというような状況ではなかったはず。それがこのところの人気上昇で結構な割合の人が興味を示すぐらいの知名度となっています。

ポロスポーツのジャケット　カラフルな色使いも特徴の一つ

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では、そのポロスポーツ (POLO SPORT)が何故これほど人気出はじめたのでしょう。一つにはラルフローレン自体が古着の世界では王道的な存在であることも関係してると思われます。ラルフローレンなら間違いない安心感といいますか、大きく外れることはありません。その一ラインであるポロスポも同じく選ぶ気にさせてくれるブランドだということです。

そしてポロスポ自体のカラフルさ、デザイン性が今の時代の雰囲気に合っている点。多色使いだったり、切り替えのデザインであったり、アイテム自体に活気、楽しさが感じられるところもウケているでしょう。少し前のノームコアの時代ならあまり見向きもされにくかったところが、今ではトレンドにもピッタリはまるポロスポーツ。

ポロスポーツ (POLO SPORT) はオシャレのお助けアイテム

多色ボーダーもポロスポーツの特徴

pic via rakuma

こんなカラフルボーダーも今シーズンは積極的に取り入れちゃっても大丈夫ですよね。黒と白を基調にした地味でモノトーンな服装じゃなくてもお洒落になれるんですよね。

そう、今求められているのは脱地味。そしてこれまで慣れてきたノームコアなスタイルからどう脱するかはお洒落を追求する者のテーマとなっています。

これまではモノトーンを意識すればそれなりにオシャレになれたのです。白シャツと黒スキニーがなんだかイケてるスタイルだったのです。しかし、このスタイル広まりました。そして見慣れました。いくらビッグシルエットが流行りでも、もう白シャツのオーバーサイズと細身の黒パンでは、過去の流行りものと見做されます。

今皆さん悩んでおられます。せっかくノームコア時代に洋服に興味を持ち、チェックや柄物を避けて無地でシンプルなアイテムで揃えればオシャレに見えることを知り、これで服装にも自信を持てるようになったと喜んだのもつかの間。トレンドが変わるとこうも服装の印象は変わるものなのでしょうか。また以前のダサい自分に戻ってしまうのでしょうか。

ずっとダサければ何も痛みは感じなかった。それが当たり前だったあの頃。オシャレは特別な人だけが得るものだと思っていた。周りの誰もがそうだと思っていた。そこに不安はなかった。

しかし、一度オシャレと呼ばれる快感を知った。自分なりの自信もあった。ずっとオシャレでいられるものと信じ込んでいた。そこからの脱落、変わらぬ自分、変わる周囲、これこそが法則のはずが、崩れ落ちるかのように。

喜びを知ったものがそれを失うと、もう知る前のようには暮らせないのです。

じゃあ、今どうすればオシャレと呼ばれるのか？

スマートだからオシャレ？　いやいや

スッキリしているからオシャレ？　いやいや

今オシャレのトレンドは完全にストリート。さらに色、柄、デザインを積極的に取り入れ、シルエットもワイドでまとめたかと思えばワイドとスリムのバランスに気を使ったりと、一言や二言では言い表せないものとなっています。かつてのように、法則のようなものでは括ることが困難な状態であり、私たち素人が一定のパターンを会得する頃にはもうトレンドは次へと移っていることでしょう。

結局はオシャレは感覚的なものであるのかもしれないし、やはりセンスが必要なのかもしれません。ただ、しかしそこで諦めるわけにはいかないでしょう。必要ならば感覚を磨き、センスを身につけつつも、効果が現れるまでの間も服は着なければならない、オシャレでなければならない。

だからこそ即効的な効果のある服が求められると言えましょう。ただ着るだけでそれなりに見えてくれる服。今、その条件に叶うアイテムこそがポロスポーツ (POLO SPORT)なのです。

色、柄、デザインという要素をバランスよく配合しました

pic via wear

90年代リバイバルブームと古着

ポロスポは先述したように90年代ストリートファッションを象徴するブランド。そしてまさに90年代リバイバルのこの時期着用するにはうってつけのブランドであります。

さらにカラフルでデザインフルなアイテムが多いポロスポであれば、一枚のアイテム内で求められるオシャレ要素をバランスよく整えられているのですね。そんなポロスポアイテムを羽織るだけでもう脱地味も叶いますし、トレンドライクな着こなしとなりなんだかオシャレに見えてくれるものです。

さらに古着ということで、サイズ感も大きめのものが手に入りやすい。というか小さめのサイズの方が実際少なめでもあります。だから、古着屋でポロスポーツ (POLO SPORT)を漁れば、即戦力アイテムがお手軽に手に入っちゃうというわけなのです。

さて、古着屋さんに行けばポロスポだけでなく、ナイキやアディダスという超メジャーブランドの90年代当時の派手なデザインのものが手に入りますし、これらを使ってもポロスポと同様のオシャレ効果はあることでしょう。

ただ、ポロスポを選ぶことで、ちょっと人とは違うこなれた部分を表現できるんだと。それが服好きのハートをくすぐるのだと。

そんな気持ちも満足させたい、だからポロスポーツが注目されるんですよね、よね？

ポロジャケットのインナーにはこちらも人気のトミーのアイテム

pic via wear

そのような空気を察してでしょうか、古着屋さんでのポロスポーツプッシュ率が2017年になってさらに強まったような気がします。もうポロスポーツ (POLO SPORT)というだけでとにかく売れるみたいな。

これまで申し訳程度にご紹介といったポロスポも、今ではプッシュプッシュ猛プッシュ。ポロスポ入りましたよ〜、と言えば来る来る客来る。

ポロスポらしいイエローベースのジャケット

pic via pinterest

この秋古着の世界での急上昇ブランドトップ3はノースフェイスにポロスポーツにリーバイスシルバータブなんじゃないかと。

いやーホント、この３つよく見ますよねー。そして売れますよねー。

90年代リバイバルブームに乗って今ノリに乗ってます。

92年バルセロナオリンピックの際にスポーティなアイテムを製作したことがきっかけで、93年にデザイナーであるマイケル・タピアによって登場したポロスポーツ (POLO SPORT)はわずか５年程で統合により終了したとのことですが、そのわずか５年の間にリリースされたアイテムの数々はラルフ好きの間では常に高い人気を保ってきたということなんです。