古着だからこその出会い
近頃古着屋に行くことが多くなってます。特に古着好きというわけでもないけど、なんとなく惹かれるのです。古着屋に行くと何かがありそうで、思いがけない服との出会いがあるかもしれないし、もちろん安く買えることもあるし・・・。
私の場合リサイクル古着も海外買い付け古着もどちらも行きますが、圧倒的に海外買い付け形態の古着屋が多いです。海外買い付けといえばヴィンテージですかね。でもヴィンテージとかよりも近年のものやトレンドのものを積極的に買い付けている古着屋も多いです。
私が買うのはそのようなトレンドに添って買い付けられた古着や、年代が新しめのものも多いです。店に入ってビビッと来たものをとりあえず試着するとか、店の人に話を聞くとかします。すると、その服にまつわるストーリーやウンチクが語られることもしばしばあります。その内容に共感して買うのです。
服の知識がまた増えたようで、服の見方が広がったようで、知らなかったことを知り、それを次の服選びやコーディネートに活かせるのが楽しいのです。
年代が新しいものだと、新品でも似たようなのがありそうだと思う時もあります。そんな時、やっぱり古着よりもサラの方がいいと考えたりもします。しかし、もし新品のショップで似たような服があったとして、それに興味を持つだろうかとなるとちょっと疑問です。
普通のショップで見るサラの服と、古着屋にある古着とは見え方や印象が異なるものだろうと思います。新しい服を買おうと思ってショップを覗くときと、何か面白いものはないかと古着屋を覗くときとは、気持ちも異なりますね。
そう考えると、例えほつれやダメージがあっても、買った後で少し汚れがあるのを見つけたとしても、「この古着だったから買う気になったのだから」と納得できるものです。
まさに服との出会い。それが古着の楽しみであり、その出会いによって買った服の着こなしがきっかけとなり、また別の古着と出会うこともあるでしょう。
古着だからこその、思ってもみなかった服との出会い、意外なコーデの発見なんですね。
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