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カラーとデザインからファッションまで、ちょっとした気づき

ヴァーチャルオンデマンドなファッションアプリ開発について

近頃のコロナ情勢、緊急事態宣言は解除されたものの依然としてマスク着用、外出は控えめ、テレワークの推奨といったウイルス対策の考えが続いていますね。

ファッション界においても今いろんなところでマスクのデザインが考案されており、既存のものにペイントを施したオーソドックスなものから、マスクの形状や造り自体にアイデアを活かした製品が見受けられるようです。

 

そんなマスクの話題はまた別の機会に譲るとして、今後注目される可能性があるのがバーチャルファッションなのです。言い換えればデジタル着せ替えアプリみたいなものでしょうか。

 

例えば会議などは一つの部屋に集まるのではなくリモートオンラインでZOOMなんか使って行うのが一般的になっていきそうですし、会社の机からだけでなく在宅でのオンライン会議もより定着していきそうです。そんな時、これまでなら家にいても会議なのでそれなりの格好で参加しますよね。それなりというか、スーツ着用、化粧もきちんとして、みたいな。

 

そんな面倒なことが新しい技術、インタラクティブによって解消される可能性がデジタル着せ替えアプリによってもたらされます。それはあなたの映像に合わせて服を着せてくれるアプリ。パジャマのままでPCのカメラに映っても、相手のモニターではきちんとスーツを着てるあなたがいるのです。

 

もちろん会議の時だけじゃありません。友達とのオンライン飲みの時はカジュアルな服装、オンラインライブの時はライブ参戦の出で立ちであなたをコーディネートしてくれます。本当のあなたは家でTシャツ短パンであっても、モニター越しにはまさにロックなあなたがいるのです。

 

それがファッションオンデマンド、FODの新しいサービス。最初はそれなりの有料価格で会員制にて行われるかもしれませんが、今の技術革新を見れば幾らも経たないうちに無料アプリで似たようなことが出来るでしょう。

 

FODなら好きな服を着放題。さらにアプリ開発は進んで自分の好みの服を仕立てることが出来る。憧れのブランドに似せた服で着飾ることも可能。

それはそれでまた問題があるかも。多分服のデザインに著作権のようなものはなかったと聞いた記憶があるのですが実際どうなんだろう。仮に著作権がないとしても、何らかの苦情を言ったり言われたりするかもしれませんね。だから、これについてもガイドラインが必要になるのでしょう。

 

 

また、既存のハイファッションの服のデザインではなく、今後FODによって素人が作った服を気に入った誰かが真似しちゃうなんてことは多々あるでしょう。そこにもパクリだ盗作だという問題が発生しそうですね。

 

新しいことが始まればどうしても何かがあります。でもお互いに気持ちよく使えるシステムであってほしいと思います。

 

他に今の所確認できる注意点としては、下着だけで使用するのは避けたほうがいいかも、ということです。まだまだこれからのサービスですので、ヴァーチャルな服が突然消えちゃうこともありえます。すぐに復旧するかもしれないし、しばらく消えたままになっちゃうかもしれません。ビシッとスーツで決めてきたのに知らぬ間にパンツ一丁になってたなんて危険性がありますから。

 

もちろん裸での使用もお勧めしません。素っ裸でもファッションオンデマンドなら外出用の服装で固めてくれるのですが、全て飛んじゃう可能性も否定できませんから。

 

さて、ここまでは服の話でしたが、ファッションオンデマンドこれだけではありません。家にいながらにして、重要な会議に参加、大事な人と会う、そんな時には化粧もきちんとしておかないと。

 

しかしFODならすっぴんでも大丈夫。綺麗にメイクした状態で相手のモニターに登場させることができます。ただこれについても上記の裸参戦と同じくいきなり化粧が剥がれる可能性があります。安心して実用化されるようになるまではしばしお待ちを。

 

可能性としては、いきなり服が、化粧が消える危険性に対処するために、自分のパソコンにガード用の対策をしておくことが考え出されるでしょう。アナログ的にマスクみたいなものでヴァーチャルが消えてもカバーしてくれるようにするか、一種のノイズみたいなものを自分の映像にかけておいて2重3重の対策をしておくか。

 

服装、化粧、男性の髭剃り、とくればもう一つ大事なのが髪型ですよね。もちろんこちらも準備が進んでいることでしょう。寝癖もへっちゃら、ボサボサのままでもきちんと整えられた髪で会議に参加可能です。

 

そういえばオンラインデートなんてのが実際に流行り始めてるらしいですね。何だか出会い系でまずはオンラインからなんてものが。そんな時にはこのFODで素敵な自分を演出してみたいですね。ただ一度これを使うと、もうヴァーチャルでしか会えないなんてことになりそうですが。

ヴァーチャルから現実へ、いかに繋げるかが腕の見せ所。そこにもまた新しいビジネスの可能性があるのかもしれません。

 

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