CYBERPUNK・・・サイバーパンク、言葉の響きで思い浮かびそうな世界がほぼそのまま展開されているような近未来の世界観。それは小説、映画、アニメの中で着実に認知を広め、令和のこの時代になって日の目を見たと言えましょうか。
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SFのサブジャンルであり近未来の姿を描いたサイバーパンク 。人体改造や大規模なネットワークに人の意識が取り込まれることによる拡張がもたらす変貌を様々な視点で表現した作品群は、あくまで一部の愛好者による盛り上がりに留まるジャンルでありました。
一部で攻殻機動隊やAKIRAのようなコミック、アニメ作品は一般にも広く知られていたもののそれもあくまでその作品のみの興味であり、そこからさらにサイバーパンクの世界に深く入るという層は限られていたように思えます。
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それが最近、特にこの2020年になってサイバーパンクという言葉がじわじわと浸透しているような気配が感じられます。
ほんの数ヶ月前まで、その時点でもサイバーパンクはかなり広まってはいたものの、どこかまだマニアの間でしか通じないムーブメントであったとしたら、この年末に向けてまさにサイバーが絡んだみたいな加速度で市民権を得つつあるのではないかと。CyberPunk2077というゲームが発売延期の後12月10日に発売というニュースもあり、いよいよサイバーパンクという言葉がより身近なものになっていきそうな2021年。
それはアニメやオタク文化が一般市民の生活に溶け込むのと同様な趣がありますね。
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ことファッションにおいてもその傾向がはっきりとあらわれてきそうな予感。「サイバーパンク ファッション」という言葉で少し前に検索したときには、ほとんどまともな検索結果は得られませんでしたが、今検索してみると楽天市場だのいくつかのブランドだのとちゃんと情報が得られそうなぐらいになってきています。
大体が黒をベースにした着こなし。オーバーサイズなアウターが定番で、そこにサイバーらしい書体のステンシルがデザインされていたり。パンツは腿周りゆったりなところから裾を絞ったお馴染みのスタイルかもしくはスキニー。
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そこに載せられるカラーはほとんどがビビッドであり原色であり。デザイン的な部分でV系ファッションと近くなったり、はたまた今のストリートファッションとも馴染みが良いというかどんどん融合していきそうなところで、サイバーパンクならではの小物というのが登場してきます。
それはマスク、ガスマスク、スカウター、ヘッドフォン、さらには光るアクセサリーなんかは種類も色々あって、そういった小物による目立ち要素もサイバーパンク には大切なところ。小物の使い方によってはコスプレみたいなファッションになりそうですし、それを良しとするのか避けるのか。
まるで一歩踏み出すか止まるかのせめぎ合いなところもサイバーパンクの魅力を引き立てているのかもしれません。
もうマスクは当たり前になりました。顔に何かを装着して出歩くことに人々は慣れました。今やマスクも年齢問わず、いやお年寄りになるほどデザインされたマスクを着用しているように見受けられます。マスクの材質も様々。形状もメーカーそれぞれで工夫したものが登場しています。
またフェイスシールドなどをつけての外出も珍しくなくなり、さらにゴーグル姿で歩く人も普通に見かける現状ならば、少しぐらい尖ったデザインのものを顔や頭につけたところで恥ずかしがることはありません。
ちょっと角生えてたっていいじゃないですか、アンテナがピョンと立っていても振り向きもされないでしょう。ピカピカ光るアイテムも少しぐらい目立つかもしれませんがそれがどうした。
そんな心意気で是非、この冬サイバーパンク一足お先に近未来へと旅立ってみるのもいいんじゃないでしょうか。
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サイバーパンクについて調べていたら、こんなブランドでてきました。
BALMUNG バルムング
近未来なバルムング こんな格好一度はしてみたら
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いやこれかなり未来的な、サイバーパンク 風にもなれるブランドみたいじゃないでしょうか。いろいろ面白いデザインがあり、奇抜に見えながらも何とか日常でも着れるところで踏ん張っている感が。
まあちょっと着る人を選びそうではありますが、我こそはと思う方がいれば奮って挑戦していただきたいものです。
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