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カラーとデザインからファッションまで、ちょっとした気づき

バンクシー展に行ってきた

気になっていたバンクシー展にやっと行くことができました。夏ぐらいからバンクシーに関わる雑誌などがたくさん出てきて、ゴッホ展の時にゴッホをテーマにした本や雑誌がたくさん書店に並んでいた時と同じような状況となっていたことからもバンクシーの人気が伺えます。ゴッホ展はコロナの影響で中止になって見にいけなくなり、バンクシーもどうかなと思ってたんですけどね。

 

バンクシーについてそれほど知っているわけではないですが、ストリートアートはとっても興味あるジャンル、機会があれば是非とも行きたいと思っていたのです。

入場は時間ごとに区切られて定員が決まっていますが、平日なこともあってか待つことなしに入場。中は程々に人がいる様子で、混みすぎずちょうどいい按配。

 

バンクシー、簡単に説明すると、建築物などにゲリラ的に絵を描き注目を集めるアーティスト、と言えるでしょうか。もちろん勝手に描いてるので違法でもありすぐに撤去されることもしばしば、というか作品がまともに残っていることの方が少ないらしいです。

 

そんな中でこれだけの作品が集まるのは珍しく、だからこそ大きな注目を集めているバンクシー展。ただバンクシーに詳しい人が今回の展示を見た感想がネットにあり、海外で開催されたものと比べると展示物の内容的にも量的に物足りないと書かれてましたけどね。

 

それでも今回のバンクシー展にはいく価値はあるでしょう。まず、これぐらいの量をしっかりと見て味わってそこにあるメッセージを感じ取ってみればいいのです。そして次にもっと凄いバンクシー展があるならば、今回感じた経験にプラスしてより多くの得られるものがあるはず。

 

バンクシーの絵の魅力、ここまで人を引きつけるものは何なのだろうか。このバンクシー展に行ってみて思うのは、まず単純にカッコいいみたいな面があるところでしょうか。

勝手にストリートに落書きしているのは、街で壁にスプレーで悪戯書きしてるのがあるのと同じなので、それをカッコいいと言うのもなんだかという気もしますが。何というか、今回の展示会でも「天才か反逆者か」というサブタイトルがついてますけど、その落書きが一定のレベルを超えて評価を受ける段階になってくると、扱いがちょっと変わってきますよね。そして賛否両論が渦巻く展開になります。

 

ということで、まあ今回はあくまで展示会場で展示されている作品を見ての感想として書いておきましょう。

バンクシーの作品にはメッセージが込められています。何かを風刺したものであったり、批判するものであったり、主張するものであったり。それらのメッセージをうまい具合に捻って料理して表現しているのが、何とも興味をくすぐられる。そこにセンスやユーモアが感じられるから、単に批判するとか不満を表すというものとは異なる印象を受けるという感じかな。

 

絵を描く人なら、アートに興味ある、何か作ってみたい、表現してみたい、という人なら、バンクシーの絵から何かを学びとりたい、盗みたいと思うでしょうね。全ての人が皆とは思いませんけど。

 

誰しも自分の思いを表現したい、それをいい感じで表したいと願うでしょう。そのためのヒントを少しでももバンクシーの絵や作品から得られるなら、それを上手く活かして人々を楽しませる作品へと昇華させていただきたいもの。

 

そんなバンクシー的スタイルといえば、ミリタリー? 反戦も重要なメッセージだからこそのミリタリーを上手くスタイルに取り入れそこにそれぞれのテイストでひねりを加えてみるのも面白い。

さらにストリートといえば黒を基調なアーバンスタイル。こちらは素顔を隠すバンクシーのように、上手く周囲に溶け込みしかし素早く作業を進める機能性。

そんな服装な人もちらほら見られたバンクシー展に行ってきた。

 

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