靴とベルトの色を合わせるべきか
革靴とベルトの色を合わせるべきかどうか、よく話題になるテーマです。
ビジネスシーンであれば合わせるというのが一般的となっていますね。ただ「そんなこと聞いた事ない」という人も決して少なくないようですが。
職場によって、そういうことを気にするところもあれば無頓着なところもあります。なので勤めたところによって意識も変わるということでしょう。色が違っていても仕事に何等影響のない会社もたくさんあります。
quote:http://fashionsnap-freaks.net
まあ、ビジネスの話はここではおいといて、オフスタイルのときについて考えてみましょう。
街着においても色を合わせたほうがいいという意見もあれば、カジュアルなときは気にしないでいいといった話もあります。また、革製品の色は合わせたほうが無難と書いてるのを、ネットで見る事もありますね。
革靴やブーツのときには、黒の靴なら黒のベルト、茶色なら茶色のベルトの方が見た目が整って良い感じにはなります。一方が黒で、もう一方が茶ならチグハグな印象に見える事もあったりします。
私自身は、揃えられるものは揃えた方がいいという考えです。
コーディネートの基本として、出来るだけ色の数は少ない方がいいからです。少ない色でコーデを組み立て、そこに色を足していくのです。
そしてまた、フォーマルスーツの場合靴は黒が基本であり、ベルトも同色にするのがマナーです。もし茶色の靴ならベルトも茶系です。フォーマルスーツと普段着のミックスは、大人っぽいスタイルとオフスタイルのミックスであり、オシャレな街着を作る基本的な方法です。
つまり、コーディネートの組み立てという点でも、ミックススタイルを作る意味でも、靴とベルトの色は揃えた方が無難です。
こういう風に考えますと、茶系のアイテムよりも黒のアイテムの方がより使いやすいということになります。茶系のアイテムはそれぞれに濃淡の違いもあり、色合いも様々です。似たような色で揃えにくいものです。黒ならばはっきりしています。
黒はフォーマルに近く、茶はアメカジ寄りに
ただ、これもどのようなファッションを望むかによって変わります。
黒はフォーマルをイメージさせる色であり、茶はアメカジを想起させる色でもあります。アメカジのワークブーツといえば茶色というイメージです。
黒は
締まった
きっちり
きれいめ
茶は
くだけた
ラフな
アメカジ
こういったイメージですね。
自分がきれいめなスタイルをとりたければ黒を、くだけた印象を望むなら茶を使うといいと思います。
あ、別に茶を使ったらきっちりした格好にならないという意味ではありませんよ。あくまで色の効果の一つということです。
絶対に合わせないといけない?
ここまで革靴とベルトは色を合わせることを前提に書いてきました。しかし、先にも書きましたが、特に気にしないという意見もあります。ベルトは服で隠れるからどうでもいいという人もいたり、革靴を履いてナイロンベルトなどの異素材のものやストライプ柄のものを使用したりといったこともあります。
最終的にはファッションは自由なものなので、何でもいいといえば何でもいいのです。白のベルトを使う事もあるでしょう。黒や茶の靴に合わせることもあるかと思います。着ている服との兼ね合いで「イケる」と思えばそうすればいいし、「これは合わないな」と思えばやめておけばいいのです。
さきほど「揃えられるものは揃えたほうがいい」と書いたのも、その方がオシャレに近づくからであり、オシャレを楽しむ手法として述べたものです。揃ってなければダメだ、というわけではありません。
レザーバッグはどうなのか
さて、靴、ベルトの他にもう一つ、これも気になる人が多いと思います。そうです鞄です。鞄の色を合わせるべきかという悩みも多いです。特にレザーの場合に。
鞄もコーディネートの一つと見做した場合、色を揃えた方が統一感が出ます。実際全身黒コーデなら、バッグも黒にするとより引き締まったコーデになります。
しかし、これはあくまで「より統一感が出て見える」といった話です。鞄の色についてはそこまで気にする事もないと考えます。違っているからといって、ことさらにコーディネートがおかしくなるわけでもありません。
鞄は用途によって種類も豊富です。ショルダーバッグ、バックパックなどを色別に用意する事など出来ませんね。またバッグを差し色に使うこともあります。靴の色に合っているかよりも、服装に合っていれば鞄の色は気にしなくていいと考えます。
こういう風に書いてきましたが、もしレザーバッグを最初に買うなら、色は黒をおススメします。先に書いたように全身黒コーデに使えますし、靴が茶系のものでも黒ならば問題なく使えます。やはり黒は合わせやすいです。
価格がそこそこするものは、使いまわしやすいものの方が良いと思います。茶系のものだと、服装との兼ね合いもあり「何かわからないが色が合わない」と感じる事があります。特にこだわるような理由がなければ、まずは黒にしておくのがよいと考えます。
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