女子ウケするファッションってどんなもの?
オシャレの目的は異性にモテるためだけではないにしても、やはり異性ウケはとっても重要なテーマだと言えますね。モテないファッションよりモテるファッションの方が良いに決まってます。もちろん自分の好みのスタイルとの兼ね合いもありますが、できるだけ女子ウケする方向にもっていきたいもの。
そしてモテるためのファッション、女子ウケアイテムといった話題は尽きることなく、私たちの前に現れ続けます。仕事をしていても、勉強中でも、ネットにつないでいればフトした拍子にモテ関連の記事タイトルが目に飛び込んできますよね。有益なもの無益なもの、現れては消え、消えては現れ、いつしか私たちの考えはその情報に踊らされるのです。
quote:http://fashionsnap-freaks.net
みなさん、何がモテて、何がモテないか、ハッキリわかりますか。わからない?
何故でしょう。これほどまでに大量の女子ウケ情報が氾濫している世界で、知識は有り余るほどに詰め込まれているであろうモテ関連について、どうしてモテるファッションを確立できないのでしょう。
それはつまり、ハッキリモテるとわかるファッションなど皆無に等しいからです。いつ、どんな状況で、どんな相手にでも好まれるファッション。そんな都合の良いオシャレがあるならば、とうの昔にその着こなしは確立されているはず。
いつまでも、これまでもこれからも、女子ウケファッションのネタが尽きないのは、誰もそんな着こなしが見つけられないからなのですね。
だから、今現在「コレがもてますよ」ってなものも、たまたま誰か一人か二人にウケたものを、さも普遍的な絶対的なモテるファッションであるかのように発表しているだけであって、そんなものを真に受けていくら真似しても、あなたの場合に当てはまるかどうかはわからないですよ、ということなのです。
ということは「こんなのは女子ウケにはNG」ってものも、ほとんど当てにならないことがわかりますよね。
女子ウケするファッションとNGファッションを見てみよう
で、ちょっと最近女子ウケNGとしてあがっているものをピックアップしてみました。
腰パン
短すぎ短パン
先の尖った靴
ストール
帽子
季節感ない
清潔感ない 1
サイズ合ってない
薄いTシャツ
汚れた靴
派手なアクセサリー
ネックレス
裏地柄アイテム
細すぎ太すぎ
ジャージ
過度にルーズなパンツやトップス
チェックや花柄のシャツ
どうでしょう。腰パンのひどいものや著しくサイズ合ってないものは避けたいですが、ジャージや帽子など、トレンドになったりするものなどがNGとされているのを見たとたん、その記事の信ぴょう性は激低下します。ネックレスやサイズ合ってないなど、まあありそうだなと思われるネタの羅列もよくある女子ウケNG記事のパターンですね。
そんなNGパターンについて語っている文章は、もっともらしいことを言っているだけで中身がないものが大半であり、多分ほとんどの人はまともに読んでいないでしょうけど、そういった記事から女子ウケの知識を得ようと思ってしまッた場合には情報に踊らされる人になってしまうのですね。
逆に「コレがモテる着こなしだ」的な記事についてですが、こちらもNGと同様大して役立ちそうにない記事のオンパレード。まあざっとあげてみますと
白シャツ
キレイ目ボトムス
ジャケット
無難
余計な装飾がない
無地
シンプル
ジャストサイズ
目立たないのが一番、毒にも薬にもならないコーデをしておけばいい、ってことで、要するにシンプルで無難なものを着とけということでしょう。どの記事もこのような提案がなされていて、そして文章量も少なめです。シンプルで何等特徴のない服装なのですから、特に書くことも出てきません。
まあ女子といってもいろんなタイプがいて、それぞれに好みがあったりするわけですが、その中で大体どのようなタイプの女子にも無難な感じだろうと言えそうなのがシンプルスタイル、というのはなんとなくわかります。出来るだけ多数の好みに引っかかりそうなスタイルを選んでおいた方が、間違いが少ないということです。
そんな考えが次第に極端化して、女子ウケを気にしたら無難で地味でシンプルな恰好しか出来ないという結論に達しているのが、女子ウケネタのお馴染みのパターンなんですが。
女子ウケに囚われないスタイルが結局モテる
ファッションというのは自己を表すものでもあります。自分のスタイルを主張することでもあります。それは他との違いであり、特徴を持つことであり、そういった考えを無視して、ただシンプルで無難な服装をするというのは実はファッションとはいえません。
ファッションは流行という意味を含み、スタイルは固有の考えや行動のしかたという意味を持ちます。
流行であり、固有です。
女子ウケ記事にある「理想のモテスタイル」は、実はファッションでもスタイルでもないということが分かりますね。
「女子ウケ」は男性にとっては欠かせない考えであることは間違いないところですが、しかし「女子ウケ」と「女子ウケファッション」とは全く別のものであることを理解していただきたいのです。
そしてまた、衣食住という言葉があるように、服装は生活をしていく基礎となるものです。つまりないがしろにしていいはずがないのです。
人は皆個性がありそれぞれに好みがありますね。食べ物にも好みがあり、住まいにも好みがあります。服装だけが好みを反映してはいけないはずがありません。しかし個性を許さず他人と同様の無個性でシンプルな服装でないとモテませんよ、と言ってるのが「女子ウケ」関連の記事なのです。
白いパンツを穿いてみようと思うこともあるでしょう。ちょっとワイドなパンツでルーズなスタイルを作ってみようかと考えることもあるでしょう。好きにすればいいのです。白パンやルーズな恰好をする中で、着こなしやカッコ良さを考えていけばよいということです。白パンなどはメディアによっては「間違いなくモテる」アイテムとして語られていたりします。本当にNGアイテムなのかどうかは誰もわからないのです。
つまりネットでモテるファッション情報通りにしてつまらない生き方に賭けてみるか(それだってモテるかどうかは運しだい)、モテ情報を無視して自分の信念を貫き永遠にモテ続ける位置に到達するか(こっちの方がモテる確率は高いだろうね)という選択の話になりますね。
自分のスタイルをきちんと持つことは自信につながりますし、情報に左右されてブレるということもないでしょう。それがその人のファッションの完成度を高めるのです。それだけオシャレになるのです。
女子ウケを気にするのは愚かなことなのか。
この記事のタイトルですが、女子ウケを気にするのは男性にとってごく自然なことだと思います。しかし「女子ウケするファッション」を気にするのはとっても愚かな行為だといえるでしょう。
ネットのデマともいえる「女子ウケスタイル」などに囚われることなく、みなさん自由にファッションを楽しんでいただきたいと思います。個性を大事に、好みに素直に、そんな生き方が結局は、魅力のある着こなしを形づくることになり、モテる自分へと導いてくれるのです。
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