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ファッションをもっと気楽に感じたい

adidasジャージを使うと、量産型ストリートファッションになってしまう?!

一昨年辺りからその傾向はありましたが、最近特に目につくのがadidasのジャージ。皆さんも街を歩くと何度も3本ラインのジャージ姿を見かけることでしょう。

 

このadidasのジャージもしくはトラックパンツ、当初はスポーツミックススタイルとして使われ始め、さらにジョガーパンツなるものが流行り始めた時期と重なって広まったのじゃなかったかな。実際どれほどの影響力があったのかはともかく、アスレジャーなる用語も頻繁に見聞きしたのもその頃だったような。つまり手軽にスポーツテイストを身につけることが出来て、しかも数千円で手に入れられる上にそこそこスタイルが決まるところがウケたのですね。

 

こんなスタイル見かけます

pic via pinterest

 

一方でこのアディダスジャージはストリートファッションにおいても使われます。ストリートファッションがトレンドの主流となるにつれて、今度は手軽にストリートらしさを作れるということで人気は倍増。さらにさらにサイドラインパンツがブームとなったことで、しっかり3本線がサイドを走るadidasアディダストラックパンツはどの角度から見てもオシャレ間違いなしなアイテムと見做されるようになったのです。

 

しかし今、そのadidasジャージがあまりにも増えすぎました。ストリートな着こなしをしたいんだな、と思わせる格好をした人のほぼ8割ぐらいはadidasアディダスジャージといっても良いんじゃないかというぐらいに。

 

 

例えば、トップスは黒のパーカーにインナーの白をレイヤードさせて、下はアディダスジャージ。またはオーバーサイズ気味のマウンテンパーカーやボアブルゾンに、下はadidasジャージ。

そして最近とみに愛好者が増殖している御馴染みSupremeシュプリームのトップスに、adidasジャージを合わせるパターンですね。

 

とにかく下はアディダスさえ履いておけば格好がつくみたいな、そんな空気が出来上がっているようです。

 

さらに足元ヴァンズで間違いないストリートの完成だ!!

pic via pinterest

 

ところで先ほど「ストリートな着こなしをしたいんだな、と思わせる格好」と書きました。そうなんです、ストリートな着こなしというよりは、「ストリートファッションをしたいと頑張ってる着こなし」が多いんです。まるで、オシャレとは言えないが「オシャレ頑張ってる」のは分かる着こなしのように。

 

その典型的なものの一つが、Supremeシュプリームとadidasアディダスの組み合わせなんですね。ストリートブランド随一の人気を誇るSupreme、そのアイテムを纏うだけで一気にストリート感を作ってくれる存在感は格別のものがありますが、トップスにそのシュプリームを使った場合にパンツを何にするか皆さん迷うわけです。

 

まあ別になんでも良いっちゃあ良いんですが、着る本人にとってはシュプリームを着るという意識が強くなり過ぎて、半端な合わせ方だとダサく見えるんじゃないかと勝手に気を揉む事態に陥るわけでして。そのため何か絶対的に安心できる、間違いのないアイテムを使っておきたいと思うのが人情というもの。

その間違いのないアイテムこそがadidasアディダスのジャージ、3本ラインが燦然と輝くアディダスのジャージなんです。

 

さて、しかしそうなるとこのSupremeシュプリームとadidasアディダスの組み合わせというのは、ある意味定番中の定番同士と言いますか、誰でも思いつくだろう組み合わせともなり得るわけです。というか、既にそうなっております。

誰もやっていない時に、一人だけこの組み合わせをするのならば良かった。確かに両者の相性は悪くない。一つのスタイルとして周囲にアピールできたでしょう。

しかしこれだけ広まった今となってはストリートスタイルの見本的な合わせ方となってしまい、それは教科書通りというなんの工夫も捻りもないというファッションと見なされるだけならまだしも、そこからさらに進んで一種のコスプレ感も漂うようになってしまいました。

 

アニメのヒーローみたいに、典型的なバイカーファッションみたいに、最近聞かなくなったメイドブームみたいに。

ストリートファッションではなく、ストリート好きな人に扮していると言った方が正しいような。

これは別にSupremeシュプリームだけとは限らず、他のストリート系ブランドや、ラグジュアリーブランド、シルエットがオーバーサイズがトップスなどと、adidasアディダスのコンビも同様。ストリート感を感じるシルエットやスタイルに、パンツがアディダスジャージというだけで、多くの人に共通したイメージを抱かせるファッションとなり得るのです。そのイメージはストリート頑張ってるファッションであり、ストリートファッションを目指す人は皆同じような格好であるという認識に至ることとなり、つまりストリートファッションの量産型の誕生です、おめでとうパチパチ。

 

こんなスタイルも見かけます

pic via twitter

 

adidasジャージは素晴らしい。ただちょっと流行り過ぎただけ。だからしばしの間休憩。戦士には休息が必要。オシャレを駆け抜ける皆さんも一度立ち止まって見渡して欲しい。

サイドラインは必要なのか。テーパードスリムにこだわるのか。そもそもいかにもストリートなスタイルでないとストリートじゃないのか。

 

そして自分がカッコいいと考えるストリートなスタイルが、以前の量産型とされたデニムシャンブレーシャツにチノパンな姿と同様の見え方になっていることに気づいて欲しい。ストリートファッションは本来自然発生で自由な、そして枠にはまらないファッションであるはず。それは固定観念にとらわれないファッションということ。

ならばadidasジャージに逃げるのはよそう。他人にどのように見られるかではなく、自分の感性を信じてストリートなファッションを構築して欲しいものです。

 

それでは、また。

 

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