春のスラックスを買いに行ったら、アンクルカットしか無かったんですよ。
いくらブームといってもアンクルカットしか無いってことはないだろ、と思いますよね。
ないんですよ。全部アンクルカットなんですよ、全部。
どうしてアンクルカットばかりなんだろう。
そんな疑問を抱いているのは私だけではないはず。あなただけでもないはず。
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寄稿 ～アンクルカットは今～
この春の新作においてもアンクルカットの存在が際立っている。スラックスにしろチノパンにしろ出てくる商品は軒並みアンクルカットであり、フルレングスのパンツを買おうと思ってもそれを見つけるのが容易でないという現状。
アンクルカットがブームとはいえ、あまりに極端ではないか。本当に皆アンクルカットを望んでいるのだろうか。
アンクルカットのメリットは足元を軽やかにして、見た印象をスッキリと爽やかにしてくれるというもの。キレイめなスタイルには欠かせない要素とされているようだ。
たしかにそのような面はあるだろう。しかしなんとなく流行りものといった感は否めない。半端丈と言われるように、どこか不完全な印象もある。スッキリと整った格好となるのだろうが、反面どうにも整いきれない見た目になるのもアンクルカットである。
手頃な価格帯のものから数万円するものまで、あらゆるパンツ類がアンクルカット。パンツ買うならアンクルカット。いつまで続くアンクルカット。
ブームが終わればまたフルレングスの時代がやってくる。今買ったアンクルカットのオシャレ度がいきなり低下することも考えられる。長く使えるものではないだろう。
足首素肌見せもサマになる人とそうでない人がいる。流行りだからといって誰でも似合うものではない。じゃあ靴下を使うにせよ、どのような柄がよいのか、それとも無地で押し通すか、そしてまた色はどうずる？たかが靴下で悩みに悩むアンクルカット。本当にアンクルカットを穿きたいですか。
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アンクルカットじゃなきゃ売れないの？ 普通のパンツは誰も買わないの？
あなたならなんて答えますか？
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