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カラーとデザインからファッションまで、ちょっとした気づき

オフホワイトはラグジュアリーストリートのままなのか

ラグジュアリーストリートの話題がだんだんと萎んできました。あれだけ勢いがあったラグスト、ネオストリートと呼ばれるファッションも、いつまでも同じテンションではいられないか。どんなに良くてもそればかりだと飽きてくるのだと。

 

思えばHIPHOPの話題も少しずつ下降気味。もちろんまだまだ勢いはありますし、というか一つの音楽ジャンルなので別に何かに取って代わられるみたいなことはありませんが、昨年あたりのロックが完全に息を潜めたみたいな、まさにHIPHOPの独断場みたいな、そんな状況も少しずつ変わっていきそうな気配が漂う。

 

そのHIPHOPからファッションリーダー的存在、インフルエンサーと言われるラッパーたちがオシャレ具合を遺憾なく発揮したのがラグジュアリーストリートの隆盛と重なりますね。そしてその先駆者として、また代名詞としても名をあげたブランド Off-White(オフホワイト) はラグジュアリーストリートというジャンルの記号的存在から、また異なる存在へと移り変わろうとしているようです。

 

モードな部分、落ち着いたドレス要素を取り入れながらストリートカジュアルと混ぜ込んだような、オフホワイトに限らずどこのブランドも似たようなテイストで攻めてくるのですけど。つまりいかにもなラグジュアリーストリートなスタイルとは離れていますよね。

ただここ日本では、オフホワイトと言えばまだまだあの斜線に矢印アローロゴというイメージが強く、WHITEの文字がどーんと入ったシャツやカットソーこそオフホワイトなウェアだという認識なんでしょうか。そこが定かでない。

 

なぜならフェイクなものが出回り、偽物でもそれでいいとして着ている人もいるらしいということで、まあ決して安くはないというかはっきり言って高いオフホワイト製品があまりに街に溢れるというのにも、そんなことがあるからなのかなと。傍目にはわかりませんからね。古着ではブート物として売られていたりもするでしょうし。

 

オフホワイトのデザイナー、ヴァージル・アブローがルイ・ヴィトンのデザイナーに就任したということで、ハイブランドとストリートの垣根が取っ払われますます融合への道を進むのだと話題ですが、その中でオフホワイトの最近のコレクションはますます売れているらしいとのこと。

でもそれって、セレブとかすっごいお金持ちの人たちの世界で、我々にわかりやすいストリートなテイストを持ったオフホワイトというのは影を薄めていくのかも。

それともナイキとのコラボが続いているように、ストリート全開なラインも継続されるのか。そしてもっとお手軽に手に入れることが出来る価格帯に降りて来てもらえたら助かりますね。

 

ラグストというジャンルが今後どのように変わっていくにせよ、問題は高すぎるけど着れる時期が短いというところ。ドドーンとかっこよさで人目を引いて、高価な服をババンと売り抜き、しかしそのアイテムはせいぜい1年から1年半ぐらいで廃れていく感じで。そこで同じように廃れるブランドもあれば上手く次のドドーンを作り出すブランドもあり、Off-White(オフホワイト) は次のドドーンというよりは、もっと地道に変化を遂げていたという印象でしょうか。

 

ストリートなトレンドもだんだんと変わりつつある今年、まだまだ派手な服装もありますが、ドレス要素が入った着こなしも次第に増えてきそうです。

そして、これからのオフホワイトのようにドレス的な要素を交えたスタイルが目立つようになるかもしれないですね。ストリートカジュアルをジャケット一つでバランスをとるとか。

 

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 2018年ストリートなトレンドからの変遷。

買い物計画も少し手直し見直ししてみたい。

 

基本新しいものに買いかえるよりも、最低限必要なものを買い足す方向で考えてみるのがいいのかも。

それでは、また。

 

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