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カラーとデザインからファッションまで、ちょっとした気づき

Timberland(ティンバーランド)のイエローブーツ購入準備を整えたい

ブーツな季節

ブーツが気になる季節となりました。季節だけではなく今年の流れからもブーツ来そうです。そう、長らく続いたスニーカーブームの中に何となくマンネリ感が漂い始め、新鮮な何かを欲する機運。

もちろんこの数年で買い込んだスニーカーの数々、争奪戦を勝ち抜き、炎天下で延々と並び、抽選に一喜一憂し、繋がらない電話をひたすらかけ続ける、そんな汗と涙と感動とともに手に入れた一足一足の思い出は尊いもの。その経験を次のオシャレへのエネルギーに変えてみませんか?

 

ブーツと言ってもいろいろあります。サイドゴアブーツにミリタリーブーツ、ワークブーツにアメカジ定番ブランドブーツはウエスコのジョブマスターとか、ホワイツのスモークジャンパーとか、他にもレッドウイングにダナーライト、さらにはラッセモカシン等々…。そのような様々なブーツの中で今、ジワリと来ているのが何を隠そうTimberland(ティンバーランド)のブーツなのです。ということで、気になるブーツシリーズの一環として今回はTimberland(ティンバーランド)に注目してみようかと。

Timberland(ティンバーランド)はイエローブーツ

ところでTimberland(ティンバーランド)のブーツの中にもいくつか種類がありまして、ブーツの他にもスニーカーなど各種履物を取り揃えてはいるのですが、まずはマスターピースであるイエローブーツに焦点を絞ることがよろしいんじゃないかと思います。何故ならTimberland(ティンバーランド)といえばイエローカラーの6インチブーツであり、他のブーツは全く登場しないと言っていいぐらい、まさにイエローブーツに一極集中と言える印象が強いのですね。

つまりTimberland(ティンバーランド)のブーツの魅力やテイストは6インチブーツにこそ詰まっていると言えるんじゃないかということっす。

 

もちろんこれに異論のある人もおられるかもわからない。わからないですが、ともかくここは私のTimberland(ティンバーランド)についてのメモ代わりとさせていただいて、ただ心の赴くままにfollow my heart書いておくことで、読むときには適宜脳内補足しながら情報をまとめていくようにしていきたいいただきたい。

 

Timberland(ティンバーランド)といえばこのイエローブーツ

pic via rakuten

 

で、その6インチのイエローブーツは1973年に発表され、Timberland(ティンバーランド)と名付けられたそのブーツは世界初の完全防水レザーブーツであることや、フルグレインヌバックレザー使用などで広く支持を集めます。1978年に社名をブーツの名と同じTimberland(ティンバーランド)とし、6インチブーツは現在まで長きにわたって人気を獲得、ブーツの定番としての地位も得ることになります。

 

Timberland(ティンバーランド)はアウトドアブーツ

ところでTimberland(ティンバーランド)のブーツってどのカテゴリーに入るんだろうって考えたことないですか?よく比較対象として名前が挙がるRed Wing(レッドウイング)とかDr.Martens(ドクターマーチン)はワークブーツとして長い歴史と人気を誇ります。同様にTimberland(ティンバーランド)も長い歴史と人気があるものの、どうもワークブーツとは言い難いイメージ。

 

そう、Timberland(ティンバーランド)はアウトドアブーツ。アウトドアファッションとしてアパレルでも人気があるTimberland(ティンバーランド)ですから、当然アウトドアとしてのブーツなんです。だからキャンプとか軽く山道を散策したいなって時に使いたいブーツなんですね。そこは防水性能のおかげで水のあるところでもガンガンいけます。

但し、本格的な登山とか岩場があるハイキングなんかに使うのは止した方がよいでしょうね。アウトドア向けと言っても、物によって想定するフィールドが異なりますから。

 

このようにライトなアウトドアレジャーにはかなり適したブーツであろうTimberland(ティンバーランド)、しかし実際にはキャンプなどよりもストリートでのファッションアイテムとしての使われ方が圧倒的でしょう。

 

Timberland(ティンバーランド)といえばHIPHOPよね

そしてTimberland(ティンバーランド)のもう一つの顔であるところのHIPHOPスタイルに欠かせないシューズとしてもかなり有名なんです。

ヒップホップファッションについて書かれた文章を読むと、90年代ファッションとかTimberland(ティンバーランド)のブーツというワードがよく登場しますね。ただ、Timberland(ティンバーランド)がHIPHOP界で流行った理由はわからない。それについて書いてる文章も探したけど見つからず。初期のヒップホップアーティストが履いてるのを皆が真似て定着したのかもですが。

90年代、何もかもが太かった

pic via pinterest

まあとにかく、Timberland(ティンバーランド)のブーツを履いてると、それだけでB系ファッション的な見方をされるということもつい最近まであったようですね。うん、なんとなくダボダボのジーンズ、ダボダボのウェアーで体揺らしながら佇む足元にはTimberland(ティンバーランド)というイメージがあるというのは、多くの人に共通したもののようで。

Drake(ドレイク)がTimberland(ティンバーランド)を履いてベストドレッサー賞

ところでHIPHOPTimberland(ティンバーランド)というと、人気ラッパーのDrake(ドレイク)がベストドレッサー賞に選ばれたというニュースが思い浮かびます。 

ドレイクが世界のベスト・ドレッサーとして選ばれる。気になる最下位は? | Playatuner


Drake - Hotline Bling

このミュージックビデオの中でTimberland(ティンバーランド)を履いて軽快なステップを踏むドレイクに世界が魅了されたということで、それはもうTimberland(ティンバーランド)効果が存分に発揮された賜物だといえるでしょう。そしてHIPHOPとファッションの関係もさらにパワーアップしオシャレ街道爆進中。

変わりつつあるTimberland(ティンバーランド)のイメージ

しかしTimberland(ティンバーランド)といえばHIPHOPというイメージも今年辺り変革の時を迎えたようです。ヒップホップ、B系という要素よりも、もっと一般的なファッションアイテムとして、このTimberland(ティンバーランド)のイエローブーツ、そしてそれを含む6インチブーツが、オシャレな足元を飾るアイテムとして認識されるようになって来たと言えるでしょうか。

 

多分90年代ファッションのリバイバルがしばらく続いており、当時のオーバーサイズスタイルやネオンカラーなどの派手な色使いにも慣れて来たことが関係してるのでしょう。緩いスタイルに抵抗がなくなっています。シュッとした締まったアイテム選びにこだわらなくなっています。

ファッションのメインストリームにはラグジュアリーストリートなる新ジャンルが君臨し、ハイブランドとストリートブランドをミックスしたスタイルに身を包むのは人気HIPHOPアーティスト。また、そのHIPHOPアーティスト自身がブランドを立ち上げると、瞬く間に入手困難大人気アイテムと化してしまう。こちらも人気ミュージシャンアーティストであるカニエウエストとアディダスによるイージーブーストはリリースする度争奪戦を繰り返しますが、350はまだしも750なんてのはもうシュッとしたスタイリッシュさは殆ど見当たらず、なんだかセレブが履いてるイメージだけでプレミア化みたいな。多分履き心地とかも良いんでしょうし、なんらかの機能的な部分も優れてるんでしょうがそんな話は全く入って来ずに、ただ発売情報と完売情報のみの話題ばかりで何ら発展的な話がないという体たらく。そんなつまりもう、かっこいいとか悪いとかより、なんとなく何でも良い的な空気感の中で、白羽の矢が立ったのがTimberland(ティンバーランド)のイエローブーツという。

要するに今、ファッションに興味を持つと必然的にHIPHOPにも触れることになるのです。HIPHOPを無視してファッションは、そしてオシャレは語れないのが今の時代。このような現状ですからHIPHOPを連想させるアイテムも同じようにメジャーとなったということで、めでたくイエローブーツもメジャーの階段を駆け上がることになったのですね!

コラボが熱い!Timberland(ティンバーランド)

イエローブーツというか、6インチブーツについては他のブランドとのコラボレーションも見かけますね。中でも最近見たSOPHNET.(ソフネット)とのコラボレーションは結構な渋さでまたもや物欲刺激されまくり。


Timberland x SOPHNET. 2017-2018 A/W

黒の6インチはモダンなスタイリングにもキッチリハマってくれそうですね。

 

この他にもいろんなブランドなどとのコラボがありそうなので、興味ある方は気にかけておくと良いと思うんですが、やはり防水性能と履き心地、それに耐久性という部分で高い評価を受けている6インチブーツだけに、こういったコラボの話もあるのでしょうし、だからこそ今、こうして普通のファッションアイテムとして受け入れられるようになりつつある状況は喜ばしいことだと思います。

Timberland(ティンバーランド)の着こなし

喜ばしいことだと思います、と書いておいてアレなんですが、でもぶっちゃけTimberland(ティンバーランド)ってオシャレなんだろうか?ていうのには、疑問も感じますよね。オシャレなブーツというともっとスタイリッシュなものを想定しますし、まあそこら辺は結論が出にくい話題だと思いますので、また別の機会に。

 

とにかく、ダサいイメージが消えてファッションとして使えるブーツになったのは確かなところ。オシャレかどうかは関係なく、ガンガン履き倒してカッコいい自分なりのスタイルの相棒としてもらいたい、そんなTimberland(ティンバーランド)の着こなしをいくつか見てみましょう。

Timberland(ティンバーランド)の着こなし その1

ボリュームあるブーツなので他をタイトに

pic via asos

Timberland(ティンバーランド)のイエローブーツはボリューミー。だから合わせる服はタイト目にしてバランスを取りたいところです。

こちらスキニーにMA-1という王道タイト路線。ここに黒のスウェットパーカをインしてやや変化をつけたコーデは、首元で結んだ紐がアクセントに。

Timberland(ティンバーランド)の着こなし その2

細身でないジーンズとの相性は?

pic via wear

Timberland(ティンバーランド)コーディネート例としてよく見られるような着こなし。

同系色のベージュアウター使いがポイントのようですが、緩めのボトムスとTimberland(ティンバーランド)の組み合わせをどう捉えるかが難しいところ。

Timberland(ティンバーランド)の着こなし その3

その2と似たような構成ですが

pic via pinterest

色使い、アイテム使い、上の”その2”と似たような構成ながら、全体にスタイリッシュに見えるのは、ボトムスの細さとアウターとの対比でしょうか。

モデルが外人だから、というのもあるかもですが、やはり細身のパンツはオシャレの強い味方ということで。

Timberland(ティンバーランド)の着こなし その4

細身なデニムをもう一丁

pic via wear

ファッションアプリWEARで見られるコーデにはスリムなジーンズと合わせたものも多数。オシャレ目的で使うならば、やはりTimberland(ティンバーランド)には細身パンツの方が相性良さそうですね。

Timberland(ティンバーランド)の着こなし その5

細身でないジーンズとの相性は?2

pic via wear

こちらもWEARでありがちコーデ。ミリタリーアウター着用のアメカジコーデですね。まあこんな感じの着こなしもありますよと。

Timberland(ティンバーランド)の着こなし その6 

その5と似たような構成ですが

pic via pinterest

こちらもモデルが外人なのでよく見えて当たり前みたいな面もありますが、"その5"と比べるとボトムスが細い分締まって見えますね。

Timberland(ティンバーランド)の着こなし その7

何故だかキマってるんですひょね よね、じゃなくてひょね

pic via asos

と言いつつ、最後に御登場願うのは、ユルいデニムなのに何故かイケてる着こなし。何でしょう、この自然な佇まい。特にオシャレとは思えないですが、決してダサくはなく、逆に"その3"や"その6"といったスタイリッシュな外人さんと比べても遜色ないと言えそうなぐらいなんですね。

多分、無理してオシャレに見せようとかはしてないんでしょうね。そして自分の見かけやキャラクターに合った装いをしているだけなのかも。

Timberland(ティンバーランド)は汚してナンボ

そうです。Timberland(ティンバーランド)イエローブーツは決してオシャレを求めるブーツではなく、もっと自由に自然に履いてこそ活きるブーツなのです。そしてあまり綺麗に履こうとか考えず、ガンガン履いて汚してナンボの心意気で取り組んでもらいたい。服もそうですが、靴にも似合うフィールドがあります。本来想定された用途があります。もちろんそれを敢えて無視して自分のオリジナルで組み合わせるから、意外性が出てオシャレに見える面もあるのですが。しかしイエローブーツ程のアウトドアテイスト満載のブーツをオシャレに見せようとすると、余程思い切った意外なパターンを見つけ出さないとなかなか難しい。そして着る人自身がスタイリッシュでスマートでないと、単に着こなしだけでオシャレに見せるなんてことが叶う代物ではないのですねこのイエローブーツに関しては。

 

ブーム再燃だとかで気になるTimberland(ティンバーランド)イエローブーツではございますが、そういう訳でオシャレアイテムとして安易に手に入れるのはちょっと考えた方がいい。それならまだ、Red Wing(レッドウイング)やDr.Martens(ドクターマーチン)といったワークブーツの方が余程オシャレに持っていきやすい。

そうではなく、イエローブーツ本来のゾーンであるとにかく気楽に汚れを気にせず履き潰す勢いで扱うならば、Timberland(ティンバーランド)を買う値打ちもあるというものですね。

イエローブーツの購入準備 

イエローブーツを買ったなら、とにかく楽しんで履きたいものです。オシャレに縛られない履き方が必要なんです。可能性を求める履き方がしたいのです。

 

だからマニュアルのようなものはないんです。イエローブーツはこう履けば絶対オシャレなんてものはないんです。履く人それぞれのキャラクターによって全然違うんです。だから人の真似をしても始まらない。結局自分の感性だけが頼りなんです。

 

そう、だからTimberland(ティンバーランド)のイエローブーツを履いてみよう。何も言わずとにかく履いてみよう。自分のやり方で履いてみよう。そしたら見えて来るはず。あなたの求めるオシャレが見えて来るはず。イエローブーツの購入準備は、新しいオシャレへの挑戦の第一歩なのです。

 

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ところで、Timberland(ティンバーランド)について調べていたら出会ったのがこちらのサイト。

冬の北海道に行きたい人必見!道民がリアルな冬事情をお伝えします。 - ぱつかるちゃー

滑らないんだろうか、ホントに滑らないんだろうか、凍った道でも滑らないんだろうか、そしてここに出て来るDr.Martens(ドクターマーチン)も滑らないんだろうか、だったら俺のマーチンも滑らないんだろうか、だったら安心。でも冬の北海道に行く予定は今の所ないんだが。

 

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