ところでワークマンの本が発売されていますよ。タイトルは WORKMAN タフ×コーデ
内容は表紙にもあるように「アウトドアファッション」がテーマなんですが。
アウトドアファッションをテーマにした本や雑誌といえばGO OUT なんか思い出しますけど、服の着こなしというよりは商品を並べたカタログ雑誌みたいな印象。だからパラパラとページをめくって15秒程でハイ終了となっちゃうことも。
ところがこの WORKMAN タフ×コーデ はさすが充実のワークマンと言いましょうか、中身も結構読み応えがありそうなんです。
ちゃんとワークマンアイテムを使ったコーディネートがいくつも紹介されていて、それがテーマごとに分けられていますから、目的に合わせたアイテム選びからワークマンを着て遊びに行くところまでイメージできちゃうなかなかの内容。
そしてオンラインショップなどではまだみたことの無いアイテムも本の中では紹介されてます。花柄をモチーフにしたデザインのパーカだったと思いますが、これまでのワークマンよりさらにカラフルで攻めたデザインとなっていますので、気になる人は一見の価値ありでしょう。
フラワーな柄といえばあのエンジニアードガーメンツのお家芸ですが、そこに迫る勢いをも感じさせられちゃいましたよ、なんていうのは言いすぎでしょーか。
さて、そんな今をときめくワークマンの躍進ぶりをただ黙ってみているわけにはいかないのが作業服業界の同業者さんたち。実際このワークマンブーム以前からも「作業服でもモテる」なんてやってたメーカーもあることはあったんですけどそれはあくまで作業服を着用して働く人へ向けた提案に留まるものであり、今回はもっと広い一般層に向けたカジュアル服を提案しようというブランドのニュースを。
“西のワークマン”になれるか?「たまゆら」初のカジュアル店の勝算 – MONEY PLUS
大阪以外の地域の方にはほとんどご存知ないかとは思いますが、ていうか大阪でも限られた地域でしか知られてないだろう作業服ブランド、その名は「たまゆら」がなんとイオンモールに服屋を出したというニュースです。
たまゆら 既存の店の外観は全くの作業服屋と言った佇まいだと記憶しています。カジュアルとかオシャレとかには全く無縁な存在に見えていましたが、密かに一般顧客層の開拓を狙っていたとは。
たまゆらアスレなんてもうカジュアルからオシャレ路線への色気ムンムンなネーミング。とっても期待しちゃいます。写真を見ると、今年流行りのパタゴニアレトロX風なデザインのウェアもちゃっかり用意しちゃってるみたいで、これからの展開が非常に楽しみなブランドがまた登場したと言えるでしょう。
ファストファッションブームに続く、ワークウェアブランドブームの時代が来るのかも知れないですね。
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