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カラーとデザインからファッションまで、ちょっとした気づき

いかにダサくならないファッションでいられるか その1

嘘か誠か日本人のファッションは画一的だと言われたりしますが。

 

メンズファッション似たような着こなしが目立ちます。流行があるのである程度似た着こなしになるのは当然だとしても、近頃は同じブランドの同じアイテムをそこかしこで見ます。服に気を使ってそうな人たちはみんなコレを使ってるんじゃないかと思えるぐらいに。

 

服を買う時好きな服を買うのではなく、流行に合っているか、ダサくならないかの方を重視しがちです。周りの人と同じような見え方を好むのです。一部でオシャレは差別化だなんて言ってますが、自分だけ違う着こなしをしてオシャレに見てもらえるとはなかなか思えないもの。どんな評価を受けるかわからない服装になる危険は出来るだけ避けたいのです。出来るだけ周囲と違和感のないスタイルになりたいのです。

 

 

ファッションに興味があればファッションを楽しみたいのが当たり前の感覚です。しかしどうも”こうしなければいけないファッション”を忠実に守っているように見えてきます。最近特にそうです。

 

自分の個性を出したいとは思わないのだろうか?という疑問には、周りと同じようにカッコよく着こなすのがオシャレなんだと返って来そうです。

 

このブランドのこのアイテムはもうダサいですか?

このブランドカッコいいと思うんですけど評判はどうですか?

 

自分が良いと思ったものではなく、ダサいと思われないアイテムを手に入れたい。で、そこで止まっていたいのですよね。実はそこに問題が。

 

ダサいかどうか、評判はどうかと気にするのは誰にでもあることであり、そこの情報を得ようとするのは自然なこと。そうやって”危険”を避けることはおかしなことではないでしょう。

しかし同時に、”コレがカッコいい”と言われたアイテムにしがみつくのが、よろしく無いところなのです。他人の意見のままに服装を決めちゃっているんです。

 

日本人は特に、ポジティブに攻めるよりは不安を着実に消すという、ネガティヴな視点からの行動という特質があるそうです。ファッションに関して言えば、どんどん好きな服装を楽しむよりも、いかにダサくならないかを真面目に考えます。

であるからこそ、周りと同じ服装で安心感を得ることになってしまいがちになるのも頷けるところではあるものの、もう少し自分の我を通したファッションも楽しんでいただきたい。ワザとそうするように気持ちを向けてみたい。

 

ネットで情報は瞬時に手に入ります。だからダサいと言われてるものも、カッコいいと言われるものもすぐに大量にわかります。たくさんの情報の渦の中で次第に自分の感性は閉ざされてしまうのです。今はそうなりやすい環境なのです。

 

そしてさらにコレに拍車をかけるように自分のファッションをWEBにアップする慣習が出来ています。誰かに認められたい、という欲求を刺激されまくりなのです。オシャレな自分を見て欲しい。

そして・・・

見てもらう機会を逸したくない。

せっかくいけてるコーデをもっと見せなければーーーーああ、

 

後半に続く

 

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