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カラーとデザインからファッションまで、ちょっとした気づき

9割の人からお洒落と言われる法則を見かけた

オシャレという言葉がそろそろ死語にでもなるのじゃないか、というぐらいみなさん服に気を使わなくなりました。服を選ぶ基準は価格。ていうか、ユニクロ

 

数年前と比べると、今ではもうアウターでもなんでも普通にユニクロで歩ける時代ですね。もし「ユニクロなんて着ないわよ」というこだわり派が未だにいたとしても、その人たちが着るのはオーバーサイズなゆったり服。どちらにしてもオシャレとは無縁。

 

そんな折、本屋でチラッと見かけたのが「9割の人からお洒落と言われる法則」という本。まず、”お洒落”という言葉に今更感もあり、だけど服について語るなら、どうしても”お洒落”というキーワードは避けることはできないか、と思ったり。

 

今流行りのMB氏とか大山なんたら氏とかが出してるような本と似たようなデザインだな、と思いながらちょっと中身を見てみる。パラパラと2、3のページを見てもう、他と同じような内容のものだとわかり棚に戻す。

 

執筆者はげんじ氏。YOUTUBEとかで知られている、そこそこ支持を受けている人だと思うのですが、この2020年の時代にあって、この内容がどれほど受け入れられるかですね。

 

そんな複雑な思いを掻き立てられる、「9割の人からお洒落と言われる法則」というタイトル。この本を買う人がいたとして、でもお洒落をその人は求めているんだろうか、求めているんだろうな、もしかして。

 

 

しかし、仮にそれでお洒落になったとして、周りに認めてもらえるのだろうか?なんてジレンマのような思いを抱え。

 

眼に映る景色に影響される心。お洒落な人が多ければ、当然自分もお洒落に傾く。しかし周囲がダサければ、やっぱりダサい方向に流される。それに抵抗して、お洒落な着こなしを目指しても虚しいでしょう。

人に見られてこそお洒落。認められてこそお洒落。ならば、今、お洒落を分かる人がいないこの時期に9割の人からオシャレと言われる必要がどこにあるのだろうか、というそんな疑問と寂しさが纏う本「9割の人からお洒落と言われる法則」のある景色も虚しい。

 

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